アエリア、第1四半期決算は営業損失3億3400万円と赤字転落…ITサービスとゲーム、不動産関連がいずれも減収

 アエリア<3758>は、5月15日、2024年12月期 第1四半期(24年1月~24年3月)の連結決算を発表し、売上高41億2800万円(前年同期比29.8%減)、営業損失3億3400万円(前年同期は3億7400万円の利益計上)、経常損失2億6300万円(同5億3600万円の利益計上)、最終損失2億7400万円(同4億3000万円の利益計上)だった。

・売上高:41億2800万円(同29.8%減)
・営業損失:3億3400万円(同3億7400万円の利益計上)
・経常損失:2億6300万円(同5億3600万円の利益計上)
・最終損失:2億7400万円(同4億3000万円の利益計上)
 

全事業が30%近い減収となったことが響いた。とりわけITサービスとゲーム事業は赤字転落となった。

①ITサービス事業
売上高は4億4600万円(前年同期比28.0%減少)、営業損失は2100万円(前年同期は営業利益5600万円)となった。
データサービス事業を行うエアネットが安定した収益を獲得しているが、オンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム事業を行うファーストペンギンの決済代行収益並びにアフィリエイト広告収益の減少に伴い売上高が減少している。

②コンテンツ事業
売上高は18億8800万円(前年同期比29.8%減少)、営業損失は3億7200万円(前年同期は営業利益1億5700万円)となった。コンテンツ事業については、スマートフォン・タブレット向けゲームの開発、配信及び運営並びにキャラクターグッズの販売等を行っている。既存コンテンツの売上の減少並びに新規コンテンツに係る開発費の増加に伴い売上高及び営業利益が減少している。

③アセットマネージメント事業
売上高は18億1200万円(前年同期比29.8%減少)、営業利益は5800万円(前年同期比63.6%減少)となった。販売用不動産の竣工の遅れ等により売上高及び営業利益が減少している。

 

■2024年12月期の業績見通し

2024年12月期の業績は、売上高230億円(前期比1.4%増)、営業利益8億円(同67.9%増)、経常利益7億円(同7.0%減)、最終利益5億円(同4.1%増)、EPS22.49円を見込む。

・売上高:230億円(同1.4%増)
・営業利益:8億円(同67.9%増)
・経常利益:7億円(同7.0%減)
・最終利益:5億円(同4.1%増)
・EPS:22.49円

株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
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