NVIDIA、クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」のアライアンスを展開 ソフトバンクがローンチパートナーに


NVIDIAは、GeForce NOW Alliance の立ち上げを発表した。同Allianceは、電気通信事業者のパートナーシップで、最適化した RTX サーバーを活用して、クラウド ゲーミングのエクスペリエンスを全世界で普及および向上を目的としている。

GeForce NOW は、クラウド上の GeForce PC 体験にゲーマーが接続できる NVIDIA のゲーミングサービスとなる。現在、Windows PC、Mac、SHIELD TV 向けにパブリックベータ版を公開している。本サービスでは、人気のデジタルゲームストアに接続し、ゲーマーが既に所有するPC ゲームのライブラリを持ち込める。ゲームの処理とレンダリングは、ローカルのデバイスからサーバークラスの GPU にオフロードし、全てのダウンロードやパッチ処理およびアップデートはクラウド上で行う。

ソフトバンクやLG U+はローンチパートナーとして、GeForce NOW ソフトウェアの実装によって最適化したRTX サーバーを展開する予定だという。これによって、新たなマーケットに GeForce NOW を普及させ、北米やヨーロッパでのベータ提供を補完するとのこと。
 
ソフトバンクの代表取締役 副社長執行役員 兼 CTOの宮川 潤一氏は「NVIDIA社とソフトバンク株式会社は数年前より『5G×IoT Studio』を通じ、次世代の通信ネットワーク5GとNVIDIAの最新プラットフォームを活用した取り組みを続けています。ソフトバンク株式会社は、高速大容量・低遅延のモバイルネットワークでGeForce NOWのサービスを提供し、これからの5Gの時代をリードしていきます。」とコメントしている。