LINE、電子コミックサービス「LINE マンガ」の提供開始…出版社50社が参加、スタンプ付きで販売も

LINEは、無料通話・無料メールスマートフォンアプリ『LINE』の連携サービスとして、電子コミックサービス「LINE マンガ」を開始したと発表した。 「LINEマンガ」は、特別な電子ブックリーダー端末を用意する必要なく、作品を購入する「ストア」・閲覧する「ビューアー」・購入した作品を整理する「本棚」の機能全てをアプリで完結できるスマートフォン向け電子コミックサービス。 LINEで利用できる「スタンプ付きマンガ」を販売するのが特徴のひとつで、第一弾として「宇宙兄弟」「進撃の巨人」「となりの怪物くん」「カイジ」「BADBOYS」「QP」購入者は、特典として作品キャラクターのスタンプを無料がダウンロードできる。 さらに、LINEを通じて友人にお気に入りのマンガ作品をお薦めする機能や、マンガ作品の立ち読み機能といった機能を搭載しているほか、期間限定でお得にマンガ作品が購入できるキャンペーンも随時行う。 作品は、秋田書店、講談社、集英社、小学館、スクウェア・エニックス、白泉社など約50社以上の出版社・レーベルから提供を受け、「宇宙兄弟」や「ONE PIECE」などの人気作品を含む約3万冊を扱い、国内のスマートフォン向け電子コミックサービスとしては最大級の規模となる。 出版社では、国内4500万人以上のユーザーを擁するLINEを入り口にして、スマートフォンユーザーの集客を期待できることに加え、スタンプなどの特典を用意することによりLINEならではの付加価値を加えてマンガ作品を販売することができる。 今後、スマートフォンに加えてタブレット端末へも対応を進めていくほか、毎月1000作品以上を追加し、さらなるコンテンツ拡充を行っていく予定。さらに現在、有名100作品の第1巻を半額で提供しているほか、友人に勧めると10コインのプレンゼントなどを行うキャンペーンを行なっている。   ■秋田書店取締役メディア事業部長 高橋宏和氏のコメント 今回、LINEマンガに、私たちがマンガ家のみなさんからお預かりしている作品を提供できることを大変嬉しく思います。また、LINEマンガの参入によって日本の電子 書籍全体がより活性化することを確信いたします。   ■講談社デジタルビジネス局デジタル第一営業部 部長 吉村浩氏のコメント 現時点における電子書籍の課題のひとつとして、読者が作品に出会う、もしくは気づく場所が限定的であるということがあげられます。LINEという素晴しいコミュニケーションプラットホームを通じて読者が作品に出会う機会が増え、電子書籍の楽しみ方が拡がっていくことに期待しています。   ■集英社デジタル事業部次長 益田和之氏のコメント 電子書店がそれぞれに特色を出している今、LINEマンガは簡単に面白い作品を友達に紹介できるという部分が一番大きな特徴でしょう。スタンプを送るような、この手軽さで読者に『読んでみようかな?』と思わせることができれば、また新たなマンガブームが生まれそうな予感もします。   ■小学館 デジタル事業局 LINEマンガのサービス開始おめでとうございます!いま一番支持されているコミュニケーションツールですので、マンガの新しい世界を広げる可能性も感じます。この斬新な取り組みで、多くのLINEユーザーに弊社の作品を楽しんでいただけることをとてもうれしく思っています。   ■スクウェア・エニックス クロスメディア事業部デジタル出版部マネージャー 村中宣彦氏のコメント 昔からマンガというものは、友達と一緒に読むと一層おもしろくなるものでした。日本一のコミュニティを有する「LINE」なら、きっとマンガ配信の新地平を拓くに違いないと期待しております。       ■「LINEマンガ」 Androidアプリ版 iOSアプリ版
LINE株式会社
http://linecorp.com/

会社情報

会社名
LINE株式会社
設立
2019年12月
代表者
代表取締役社長 出澤 剛/代表取締役 慎 ジュンホ
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