エイティング、第2四半期は営業益878%増…ゲームソフトの受託好調とコスト削減で

エイティング ロゴエイティング<3785>は、本日(5月10日)、第2四半期(2012年10月~2013年9月期)の連結決算を発表し、大幅な増益・最終黒字転換を達成した。 発表した決算は、売上高11億9800万円(前年同期比25.1%増)、営業利益2億8000万円(同878.9%増)、経常利益2億8700万円(同905.9%増)、四半期純利益2億1500万円(前年同期2億8000万円の赤字)だった。       同社では、家庭用ゲームとソーシャルゲーム開発の開発売上が伸びたことに加え、赤字だったPCオンラインゲーム開発から撤退したことで収益率が改善したようだ。コスト削減を行った模様で、販売費及び一般管理費が前年同期比で22%減の2億0700万円となった。   同社では、家庭用ゲームソフトについては、複数の大型案件や追加受注案件の開発を並行して進めており、若干の遅れはあるものの概ね、順調に開発は進んでいる、としている。現状では大幅なスケジュール変更の必要性はないと見込んでいるという。 一方、スマートフォン向けのソーシャルゲーム開発も行い、開発後の運用運営業務も手掛けている。コンテンツの開発については有力タイトルの開発を引き続き進めるとともに、運用運営業務については業務の比重を高めるべく、手掛けるタイトルの拡大を目指しているとのこと。     ■2013年9月期の見通し 2013年9月期は、売上高26億3800万円(前期比26.7%増)、営業利益3億0100万円(同34.6%増)、経常利益3億0400万円(同34.1%増)、当期純利益2億2900万円(前期1億1300万円の赤字)を見込む。