【海外アプリ研究】vol.05 Flow Free

アプリデベロッパー向けの海外アプリ研究記事第五弾です。カジュアルゲームでも課金でしっかりマネタイズ出来ているアプリはグローバルで見ると数多くあります。そうしたアプリについて紐解いてみるのが本記事の目的のひとつです。今回はパズルゲームのFlow Free。全米1位を獲得しているアプリを取り上げます。     1.アプリ概要 ・アプリ名: Flow Free ・デベロッパー名: Big Duck Games LLC (アメリカのアプリ開発者) http://blog.bigduckgames.com/ ・OS: Android/iOS ・インストール数(GooglePlay): 10,000,000 – 50,000,000 ・評価数(GooglePlay): 175,445 ・評価(GooglePlay): 4.5 ・Androidアプリ版iOSアプリ版 ※上記2013年6月22日時点   2.コンテンツ概要 碁盤目状のマスに散らばる点と点を結んで全てのマスを埋めるパズルゲーム。SNS連携は無く、ただひたすら自分でステージをクリアしていくという、力試しの要素もあり、黙々とハマるゲームです。     3.米の売上ゲームランキング(2013年2月に最もランキング上昇) リリースされたのは2012年6月6日、その約半年後の2013年2月5日に最も米の売上ランキングが上昇し、29位を獲得。(AppDB参照:http://appdb.lab.applica.jp/     4.ゲーム内容 碁盤目状のマスに散らばった同色の点と点を線で結ぶパズルゲームです。他の線とかぶらずに全てのマスを埋めることが出来ればステージクリアとなります。     5.ステージ難易度 10段階のステージレベルが設定されており、iPad向けステージも用意されています。     6.課金ポイント メイン収益はヒント課金。難問でクリアが難しい際に「正しい線をマスに描く」というヒントが課金のポイントとなっています。     7.広告設置箇所 ①オーバーレイ広告 ほぼ全ページ下部に設置。 ②TOPページ[more games]タップ後 [more games]をタップした際に全面広告表示。   ③ステージクリア後 ステージクリア後20%程の頻度で全面広告表示。     8.所感 ヒント課金(または間接的にコイン課金でヒント利用する形)は、段々と難易度が上がっていくステージ制のカジュアルゲ-ム・パズルゲームでは相性がとても良さそうです。「線を引く」というシンプルな操作で視覚的に内容が理解出来る点は、言語問わずグローバルで評価されるポイントと言えるでしょう。   ※海外アプリ研究スライド版はこちら:http://www.slideshare.net/TomoharuFukushima   ■筆者: 福島智晴(ふくしまともはる) アプリ・Webデベロッパーの収益支援事業を行う、ライヴエイド株式会社General Manager。 ネット広告代理店、アプリ開発事業、アドネットワーク事業の経験から、広告マネタイズを中心にデベロッパーの収益拡大サービスを構築。2013年6月に全面型アドネットワークAID(エイド)をリリース。 ・全面型アドネットワークAID(エイド): http://www.aid-ad.jp/ ・ライヴエイド株式会社公式WEB: http://www.facebook.com/LIVEAID.inc ・Facebookアカウント:http://www.facebook.com/tomoharu.fukushima