デジタルハーツの第1四半期、デバッグ受注好調で営業益161%増

デジタルハーツ<3620>は、本日(8月2日)、第1四半期(4-6月期)の連結決算を発表し、売上高21億1800万円(前年同期比57.4%増)、営業利益3億3000万円(同161.5%増)、経常利益3億2700万円(同147.9%増)、四半期純利益1億7800万円(同136.0%増)だった。       デバッグに関連する事業が全般的に好調だったようだ。同社では、新型ハードに向け家庭用ゲームソフト関連のデバッグ需要が伸びたことに加え、スマートフォンアプリのデバッグの受注が伸びたため、としている。とりわけソーシャルゲームについてはスマートフォンアプリに移行するなか、開発タイトル規模拡大とタイトル数の増加に伴い、受注が好調だったとのこと。またパチスロ案件の受注も伸びた。 また、デジタルハーツ・クリエイターズ・ネットワーク事業や、映像制作事業などで構成される「その他」はセグメント損失2900万円と費用先行となった。このほか、「4gamer.net」を中心とするメディア事業は、スマートフォン向けサイトをリニューアルしたという。売上高1億2400万円、セグメント利益900万円だった。   ■2014年3月期の見通し 2014年3月期は、売上高91億0900万円(前期比32.3%増)、営業利益14億5100万円(同46.0%増)、経常利益14億4700万円(同45.3%増)、当期純利益8億5200万円(同47.1%増)を見込む。従来予想からは変更なし。