ファンコミ、第2四半期は営業益83%増…「NEND」中心にスマホ向けが絶好調

ファンコミュニケーションズ<2461>は、本日(8月8日)、第2四半期累計(1~6月期)の連結決算を発表し、売上高99億5500万円(前年同期比55.7%増)、営業利益16億7900万円(同83.0%増)、経常利益17億1600万円(同81.7%増)、四半期純利益10億4600万円(同19.8%増)となった。       月次業績でも示されていたように、パソコン向けアフィリエイト広告サービスが伸びたことに加え、モバイル向けアフィリエイトサービスやアドネットワーク「NEND」が好調だったようだ。 主なサービス別の業績は以下のとおり。 (1)パソコン向けアフィリエイト広告サービスは、売上高50億7200万円(同29.6%増)、営業利益13億3500万円(同28.7%増)だった。「エーハチネット」では、各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行った。 (2)モバイル向けアフィリエイト広告サービスは、売上高43億6200万円(同118.4%増)、営業利益7億7400万円(同174.3%増)だった。アドネットワーク「NEND」の売上が順調に推移した。 (3)自社媒体事業は、売上高2億6200万円(同21.8%増)、営業損益1600万円の赤字(同3500万円の赤字)だった。原価率の上昇によりコスト高で推移した。     ■2013年12月期の見通し 2013年12月期は、売上高203億円(前期比40.2%増)、営業利益34億1000万円(同51.9%増)、経常利益34億8000万円(同51.0%増)、当期純利益21億4000万円(同30.5%増)を見込む。