エイティング、2013年9月期の営業益予想を38%上方修正…ゲーム開発の受注好調で

エイティング<3785>は、本日(8月9日)、2013年9月期の連結業績予想を上方修正し、売上高24億8600万円(前回予想26億3800万円)、営業利益4億1600万円(同3億0100万円)、経常利益4億2900万円(同3億0400万円)、当期純利益2億7500万円(同2億2900万円)とした。 従来予想からの修正率は、売上高5.8%減、営業利益38.5%増、経常利益41.3%増、当期純利益19.9%増となる。

     

同社では、家庭用ゲームソフト開発で、売上高は大型案件の進捗が期首想定よりも遅れていることから通期計画を下回る一方、利益面では第2四半期以降も受注が順調に推移するため、としている。 スマートフォンやタブレット端末などで利用が伸びているソーシャルゲームコンテンツ開発においては、大型案件の開発が順調に進み、新規開発案件も受託に至るなど概ね期首計画を達成する見込みだという。

なお、自社で開発を進めている一部のゲームコンテンツについて、ソーシャルゲーム事業の環境変化を踏まえて開発方針を変更し、開発を断念したとのこと。これに伴い、減損損失3900万円を特別損失として計上した。    

■第3四半期決算

同日発表した第3四半期決算は、売上高17億4300万円(前年同期比3.1%増)、営業利益3億5300万円(同82.5%増)、経常利益3億6500万円(同86.1%増)、四半期純利益2億4500万円(前年同期1億1100万円の赤字)だった。  

   

PS3、XBOX360、Wii Uなど家庭用ゲームソフトの開発を中心に行い、複数の大型案件の開発を並行して進めた。また、ソーシャルゲームについても有力タイトルの開発を進める一方、運用運営業務については手掛けるタイトル数を増やすべく、新規案件の受託に向けた受注活動を行なった。

株式会社エイティング
http://www.8ing.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイティング
設立
1993年3月
代表者
鮫島保彦
決算期
9月
上場区分
未上場
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