インフォコム<4348>は、8月21日、主にBtoCサービスを手がける「ネットビジネス事業」を成長させるため、10月1日付で分社化する。それに伴う継承会社について「株式会社アムタス」にすると発表した。
アムタスは、主に、電子書籍や着うた、情報配信、ゲーム配信など、これまでインフォコム内にあったモバイル向けの個人向けサービスを承継して展開する。
具体的な強化領域として、ソーシャル・カジュアルゲーム開発強化と配信サービス加速するとともに、UGC系サービスの開発を強化するとのこと。さらに日本発コンテンツの海外向け配信、海外コンテンツの国内配信の拡大や、低年齢/高齢向けサービスの開発も行うという。
なお、役員人事も決定しており、代表取締役社長には黒田 淳氏が就任する。このほかの役員は、山下 正樹氏、里見 俊弘氏が取締役に、相原 洋介氏が監査役に就任する。
■株式会社アムタス 代表取締役社長 黒田 淳氏
モバイルとインターネットを利用した個人の楽しみかたはこれからますます多様化して行くことが想像されます。私たちはモバイルでの楽しみを追求し、みなさまそれぞれの自由時間に合わせた”ちょっと楽しいひと時”をご提供して行きたいと考えています。インフォコムグループの B2C ビジネスの新しいかたち、お客様と同じ目線から”楽しいひと時”を創り出すアムタスにご期待ください。
■インフォコム株式会社 代表取締役社長 竹原 教博氏
インフォコムグループでは、携帯電話におけるコンテンツ配信の黎明期からネットビジネス事業に取り組んでおり、電子書籍サービスをはじめとして、売上/利益ともにインフォコムグループを支える立派な事業となりました。着信メロディ、着うた、eコマース、健康情報、電子書籍、ソーシャルゲームなど、携帯電話/スマートフォン向けコンテンツサービスの歴史はインフォコムグループのネットビジネス事業そのものであり、今後のインフォコムグループのネットビジネス事業も、モバイルデバイス/デジタルコンテンツの未来とともにあると確信しております。ぜひ、今後のアムタスの成長にご期待いただきたく、また、今後とも温かく、時には厳しくご指導いただけますと幸いです。
なお、インフォコムのネットビジネス事業で提供するサービスは以下のとおり。
