ガンホー、3DS「パズドラZ」緊急発表会を開催 スマホ版を追い越す勢いで開発中! しょこたんも熱唱!

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>は、8月27日、ニンテンドー3DS/3DS LL用ゲームソフト『パズドラZ』の緊急発表会を開催した。『パズドラZ』の発売日や価格に関する情報とともに、コミック展開や主題歌などの情報が公開された。

今回、会場に登場したのは、ガンホー社の森下一喜社長をはじめ、プロデューサーの山本大介氏、「月刊コロコロコミック」編集長の村上孝雄氏、タレントの中川翔子さん、作曲家の伊藤賢治氏と豪華メンバーである。今回の記事では、その模様をお伝えしておこう。

 

 

■『パズドラZ』の構想は当初から

まず、最初に「キングメタルドラゴン」の衣装に身を包んだ森下一喜社長が登場し、『パズドラZ』の開発の経緯について説明した。

森下氏によれば、『パズル&ドラゴンズ』が1800万ダウンロードを超えたから作ろうと考えたわけではなく、2011年9月の『パズル&ドラゴンズ』の企画段階から構想にあった。

『パズル&ドラゴンズ』は、当初は横画面で開発する予定だったが、縦画面で開発することにし、横画面のバージョンを3DS向けゲームとして開発したのが『パズドラZ』だった。小さい子供から大人まで遊べる「3DS」で出すことが望ましいと考えたという。

ゲームについては、パズルでバトルというコンセプトは変えず、新たな要素を導入するとともに、より深いゲーム体験を得られるようにするため、ロールプレイング要素も強化した。

 

 

■スマホ版の単なる移植ではない!

次に『パズドラZ』のプロデューサーである山本大介氏が登壇した。山本氏は、『パズドラZ』についてパズルとRPGの「美味しいとこどり」をしたようなゲームと説明。そして、スマホ版の単なる移植といわれないように、全てにこだわったという。とりわけ、スマートフォンで再現できなかったストーリー部分や、2Dのモンスターのアニメーションには力を入れたので注目してほしいと語った。

その後、『パズドラZ』の発売日は12月12日、希望小売価格はパッケージ版が4400円、ダウンロード版が4000円と発表した(税込)。早期購入者特典として、『パズドラZ』オリジナルタッチペンを数量限定で用意されていることも明らかにされた。山本氏は「イチニーイチニーヨンヨンマルマル」と覚えて、ぜひタッチペンで『パズドラZ』で遊んでほしい、とまとめた。

 

 

■「月刊コロコロコミック」の12月号から連載スタート

続いて「コロコロコミック」編集長の村上孝雄編集長が登場した。5月から『パズル&ドラゴンズ』都の企画を始めているが、7月号で『パズドラZ』体験版のプレゼントを実施したところ、なんと2万通以上の体験版の応募があり、さらに今月号の読者アンケートでは、未発売のほしいゲームランキングで並みいる競合を抑えて『パズドラZ』が1位を獲得したとのことだった。こうした結果から手応えがつかめたため、12月号から『パズドラZ』のコミック連載を行うことも決定。作者は、井上桃太氏に決定した。

これを受けて、山本氏は、「小学校時代、『コロコロコミック』を読んで育ったので感無量。うれしいです。ストーリーも聞いていないので、ゲームが漫画としてどう広がっていくのか、楽しみにしています」と感想を語った。

村上氏は、「森下氏が非常に気合が入っている。子どもたちにぜひ遊んでほしいというオーラが伝わってきた。僕らもそういう森下氏が好きで、受けて立つぜというノリです。1800万人が面白いというゲーム。そのキャラクターを大好きになったらどうなっちゃうんだろう、というところに注目してほしい」とアピールした。

 

 

■主題歌は中川翔子さんに

続いてスペシャルゲストとして、中川翔子さんが登場し、『パズドラZ』の主題歌となる「さかさま世界」を熱唱したあと、主題歌とBGMの作曲を担当している伊藤賢治氏が登場した。「さかさま世界」の作詞は、岩里祐穂さんが担当するとのこと。

楽曲については、「タイトルがとても面白いなと。あのビッグタイトルで、子どもたちが遊ぶゲームの楽曲を担当できるなんて大変なことだと思いました。パズルの爽快感や気持よさ、そして『パズドラ』の奥深さとリンクした楽曲になっていると思います。」と感想を語った。

中川さんは当初、レコーディングの際、さわやかな感じで歌っていたという。しかし、汗だくの山本氏がレコーディング現場に持参したオープニングのアニメムービーをみて、パズドラの世界観や動くゼット君に「うわなんて格好いい! 色鮮やかだ!」と感激し、歌い方が変わったという。

また、主題歌を伊藤氏に依頼した経緯について、山本氏は、「ゲームのBGMの作曲をお願いした人に歌の作曲を頼めることは珍しい。イトケンさんには当初は空いていたらお願いします、と話していたのですが、歌い手がしょこたんに決まったので、大変なことになった。やばいです!電話して無理してでもスケジュールを空けてくださいと頼みました」とし、伊藤氏も「思わず、マジで!といったもんね」と応じた。

伊藤氏は、「パズドラの作曲のこだわりとして、まず、パズルゲームの音楽だから、手軽に楽しめるからと妥協せず、音楽として独立して聴けるようにする。だけど、ゲームの世界観も表現するように心がけて作った。そして、老若男女誰でも聞けるようなパズドラらしい…難しいのですが、そういった楽曲にするようにしました」と説明した。

中川さんは体験版を遊んだ感想を聞かれ、「衝撃でございました! スマートフォン版は毎日遊んでいるが、全く違った間隔ですね。画面がど派手! 大好きなモンスターもたくさん出てきてぬるぬると動く。モンスターを倒すのがもったいないと感じるくらいカワイイし、巨大な敵はどうやって倒すのか考えてしまう。新要素Zドロップで消した時の気持よさたるや、日常のストレスをすべてふっ飛ばしてくれる。本編がほんとうに楽しみですね。」と期待感を示した。

なお、主題歌については、CDとして発売されることも決定。ただし、リリース時期は未定で、ゲームが発売される今冬には出るかもしれない、とのことだった。また9月に開催される東京ゲームショウでも出展され、ブース内で体験版が配布されるほか、中川翔子さんも来場する予定だ。

 

 

■森下氏「スマホ版を追い越す勢いで作っている」

最後に、森下氏がスーツ姿で再登壇し、「スマホ版と比較されてしまうでしょうが、スマホ版を追い越す勢いで妥協せずに作っています。発売日についても直前まで議論してようやく確定しました。12月12日に出せることが発表できてほっとしています。いま開発は追い込みの時期ですので、みなさまの期待に沿えるよう最高に作りこんでいきたい。皆さんに遊んでいただき、喜んでもらえる顔を見たいですね」と抱負を述べた。

 

 

 

■関連サイト

『パズドラZ』公式サイト

ガンホー、ニンテンドー3DS専用ソフト『パズドラZ』 2013年12月12日(木)、発売決定!価格はパッケージ版4,400円(税込)

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
企業データを見る
株式会社ポケラボ
http://pokelabo.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ポケラボ
設立
2007年11月
代表者
代表取締役社長 前田 悠太
企業データを見る
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
企業データを見る
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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