ブルークエスト、第三者割当増資を実施…海外で人気のモバイル・PCゲームを日本で配信

ブルークエストは、本日(9月2日)、8月30日に開催された臨時株主総会で、ストライダーズ(旧バーテックスリンク)<9816>らを引受先とした第三者割当増資と株主割当増資を決議し実行したことを明らかにした。上位株主は、代表取締役の浅川達也氏、ストライダーズ、SMBCベンチャーキャピタルなどとなる。 同社は、海外におけるPCやスマートフォン向けの人気オンラインゲームを日本ユーザー向けにローカライズし、ディストリビューターとしてゲーム配信を行う会社として、2013年7月、ウィルアークから会社分割により設立された。 ウィルアークでは、「女神フロンティア」などのモバイルゲームを開発し、配信するなど実績があるが、事業の再編を目的として会社を新設分割し、これまで展開してきた海外ゲームの国内配信事業をリニューアル、事業拡大することにした、としている。 ブルークエストでは、ウィルアークが保有していた「アトランティス サガ」「アストロガーデン」「WARZONE」など海外開発ゲームのライセンスを継承するとともに、欧州・北米でヒットしたゲームをタイムリーにライセンス契約し、日本市場でのユーザー獲得に当面は特化する方針。 今後、国内・海外でも急速に成長するモバイルオンラインゲームに日本でヒットしたタイトルをローカライズし、ゲームを配信するビジネススキームの構築を目指し、現地企業とのマッチングやマーケティング分野における収益化の可能性を検討するとのこと。