【TGS2013】一般公開日もAndroid端末で動く『艦これ』に殺到! 反響次第ではモバイル端末で遊べる時期は、そう遠くない未来か?

千葉・幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ 2013」。日本AMDのブース内では、ユビタスとデータホテルの協力によって、国内で初めてクラウドゲームシステム向けGPU「Radeon Sky」が展示された。

そして、本システムのデモプレイとして、「DMM.com」で提供中の大人気艦船擬人化シュミレーション『艦隊これくしょん -艦これ-』を、なんとAndroid端末上で動かして周囲を驚かせた。

ブースに訪れた来場者は、PCブラウザゲームの『艦これ』がAndroid端末上で動く様子を見て、「アプリで出るんですか?」と不思議そうにデモ機の周りを取り囲んでいた。

前述したように、クラウドゲームシステム向けGPU「Radeon Sky」の搭載サーバーを利用して、ゲーム画面をネットワーク経由で端末にストリーミング配信するということで、今回のデモプレイが実現しているようだ。

担当者に話を聞いてみると、今回のデモプレイを通して「ユーザーの皆さんの意見が聞きたくて行いました」とコメント。まだ確約はできない状況ではあるが、反響次第ではモバイル端末で『艦これ』が遊べる時期は、そう遠くない未来にあるはずだろう。

実際に筆者も触ってみたが、遅延もなく快適に遊べて好印象だった。また、もともとのインターフェイスも違和感なくタップでき、ますますモバイル端末で遊べることに対して妄想が膨らんだ。なお、下部の写真では、ゲーム画面が中央に寄ってはいるが、すでに画面いっぱいに拡張できることも実現できているとのことだ。

 

 

 

そして、一般公開日にもAMDブースには、多くの来場者で溢れかえった。先ほどのデモプレイ見たさはもちろんのこと、ブースのアンケートに答えると『艦これ』の登場キャラクター・島風の「東京ゲームショウ」限定クリアファイルが貰えることもあって殺到したもよう。

いま大人気の『艦これ』を、より利便性の高い、そして未来ある形で出展した日本AMDブース。もちろんユビタスとデータホテルの協力無くしては実現できなかった今回の盛り上がりは、作品の魅力はもとより、サーバーやシステムを後ろで支え、そして構築する技術者たちが導いた功績だろう。

 

 

 

 

 

■ 関連サイト

『艦隊これくしょん -艦これ-』公式サイト