アイフリークHD、決済サービス事業から撤退 コンテンツ事業に集中へ

アイフリークホールディングス<3845>は、10月10日、eコマースの決済サービスを手がける子会社「I-FREEK ASIA PACIFIC PTE.LTD.」の株式をMIDAS UNITED GROUPに8万シンガポールドル(約625万円)で譲渡し、同事業から撤退すると発表した。

同社では、限りある経営資源を有効活用するため、中核事業であるモバイルコンテンツ事業を中心に国内に経営資源を集中させることが必要であると判断したため、としている。また、経営資源を国内に集中させることは、グループで発覚した不明瞭な取引における再発防止策としてのコンプライアンス体制強化にもつながるという。

なお、株式譲渡に伴う費用として、弁護士費用など1億3000万円程度が発生する見込み。今回の株式譲渡が業績に与える影響については精査中で、確定後、速やかに開示する、としている。