KLab、2013年12月期の業績予想を上方修正、赤字幅縮小…SI事業とライセンス事業の譲渡で5.75億円の特別利益

KLab<3656>は、この日(10月11日)、2013年12月期の連結業績予想を修正し、最終損益を9億円の赤字から3億2400万円の赤字に上方修正を行った。このほかの変更はなく、売上高229億円、営業損益11億円の赤字、経常損益10億円の赤字となっている。

 


同社では、大規模システムインテグレーション事業を手がけるSI事業部門をアクロディアに譲渡するとともに、ライセンス事業部門をレピカに売却し、そのうち特別利益として5億7500万円を事業譲渡益として特別利益に計上するため、としている。

同社では、経営資源をゲーム事業に集約することで注力事業における優位性の確保と、企業価値の向上を図るため、としてる。両事業部門では、不採算案件からの撤退、案件単位での合理化を推進し、事業として一定の成熟を見ることができたとのこと。

なお、譲渡価額は、SI事業が3億5000万円、ライセンス部門が2億5000万円で、いずれも現金で決済する。譲渡期日は11月1日の予定。両事業の経営成績は以下のとおり。


 
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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