コロプラ、CM効果でスマートフォンアプリの売上好調　2013年9月期の営業利益予想を３割上方修正

コロプラ<3668>は10月16日、2013年9月期通期の業績予想を上方修正した。売上高は従来予想と比べて17億円（11％）多い167億円、営業利益は12億円（27％）多い57億円、経常利益は11億円（26％）多い57億円、純利益は6億円（24％）多い31億円だった。売上高は12年9月期から3.3倍、営業利益は3.8倍に膨らむことになる。一部で報じられた「売上高は3.3倍の165億円程度、営業利益は55億円前後」との数値をやや上回った。

 

会社側は人気ゲーム『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』を題材としたテレビCMを8月から約1カ月間放映したところ、想定を上回る反響があり、スマートフォン向けゲームアプリの売上が好調に推移したと説明している。『魔法使いと黒猫のウィズ』の人気は続いており、10月4日から3回目となるテレビCMの放映を実施。コロプラは10月15日、『魔法使いと黒猫のウィズ』が10月11日で国内累計900万ダウンロードを突破したと発表した。9月29日に800万ダウンロードを達成してからわずか9日間での900万ダウンロード達成となったとのこと。


『魔法使いと黒猫のウィズ』は9月2日に累計500万ダウンロードを突破し、その後、わずか1カ月間でダウンロード数を400万増やした計算になる。『魔法使いと黒猫のウィズ』のユーザー数増加が通期で寄与する2014年9月期の業績予想は、11月6日の決算発表と同時に公表されるとみられる。


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