NTTぷらら、「ひかりTVゲーム」で学生作品を無料配信 人気作でクラウド・ファンディング、クリエーター支援目指す

NTTぷららは10月21日、ゲームクリエーター教育機関7校と連携し、学生が制作したゲームコンテンツを、同社が運営するクラウドゲームサービス「ひかりTVゲーム」において提供することを決めたと発表した。クリエーター支援が目的で、若手クリエーターの早期発掘と優良なコンテンツの流通を促すことで、さらなるゲームコンテンツ事業の活性化を進めるという。また育成支援のスキームとして、マイクロ投資プラットフォームを運営するミュージックセキュリティーズと提携し、クラウド・ファンディングによってゲームの商用化を実現します。

「ひかりTVゲーム」は「日本初のテレビ向けクラウドゲームサービス」として、2013年6月より提供を開始。現在30タイトル以上のゲームを月額525円で遊び放題として提供している。クリエーター支援の対象は、将来的にゲームコンテンツのみではなく、映像コンテンツや音楽など、さまざまな商品開発のクリエーターにも拡大していく予定という。




概要は以下の通り。
■内容
ゲームクリエーター教育機関の学生が制作したクラウドゲーム作品を、「ひかりTV」会員が無料で遊べるゲームコンテンツとして提供
・人気のゲームについてクラウド・ファンディングを実施
・ファンドが集まりしだい、クリエーターは次回作の商用化に向けて制作を実施
・ファンド出資者には、売り上げに応じて配当を実施

■提供開始時期
2014 年1月から、学生が制作した無料コンテンツの提供を開始予定

■パートナー教育機関
学校法人・専門学校 HAL大阪
学校法人・専門学校 HAL名古屋
学校法人・専門学校 HAL東京
学校法人電子学園 日本電子専門学校
バンタンゲームアカデミー
アミューズメントメディア総合学院
学校法人片柳学園 日本工学院専門学校
(今後、さらにパートナーを増やす予定)

■関連リンク
「ひかりTVゲーム」ホームページ