ボルテージ、第1四半期は1.12億円の営業赤字…ネイティブやソーシャル好調で計画を上回る

ボルテージ<3639>は、本日(11月1日)、第1四半期(7~9月期)の連結決算を発表し、売上高22億9300万円(前年同期比3.4%増)、営業損益1億1200万円の赤字(前年同期1億0700万円の赤字)、経常損益1億1200万円の赤字(同1億0700万円の赤字)、四半期純損益9700万円の赤字(同7700万円の赤字)だった。

 


同社では、キャリア公式サイトの売り上げが想定通り、大きく減少したものの、ネイティブアプリの売上増や、ソーシャルアプリの好調でカバーし、全体としては増収を確保した。海外市場で本社発タイトルは順調に増加したという。

また費用面は、増員による人件費の増加、オフィス増床による賃料の増加、ソーシャルアプリ売上・OS系PF向け売上の増加による販売手数料の増加などがあった。計画通りの赤字での着地となったが、期初計画比では売上増加により赤字額は大幅に減少した、としている。

なお、四半期ごとの業績推移は以下のとおり。

 
【四半期業績の推移(単位:億円)】
 

■2014年6月期の見通し

2014年6月期の業績については、売上高95億円(前期比4.5%増)、営業利益3億円(同1.6%増)、経常利益3億円(同12.7%減)、当期純利益8000万円(同43.2%減)を見込む。従来予想からは変更なし。





具体的には、以下の取り組みを行う予定。

1.OS系ファースト
 (パーソナルアプリ)シリーズ導客の強化
 (ソーシャルアプリ)ネイティブアプリの投入
2.男女向け及び海外市場向けの拡張
 ①男女向け マネタイズ仕様の最適化
 ②海外市場向け
 (パーソナルアプリ)USオリジナル化の推進
 (ソーシャルアプリ)大型北米仕様タイトルの検討
3.12ヶ月回収テレビCM
第3四半期に大規模テレビCM出稿
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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