11月7日の主なゲーム企業の決算発表予定…注目はDeNA、コナミ、オルトプラス

11月7日の主なゲーム企業の決算発表予定と、これまでに発表された決算内容の記事は以下のとおり。本日の注目は、ディー・エヌ・エー(DeNA)、コナミ、オルトプラスだ。とりわけブラウザゲームの2大プラットフォームのひとつであるDeNAの決算内容に業界関係者や株式市場の関心が向かいそうだ。『ドラゴンコレクション』『プロ野球ドリームナイン』を擁するコナミも決算を発表する。いずれも従来型ブラウザゲームの業界環境を占ううえで、見極めが必要だろう。

 

■主な決算発表

 
会社名 コード 決算期末 種別
楽天 4755 12月31日 第3四半期
ディー・エヌ・エー 2432 3月31日 第2四半期
オルトプラス 3672 9月30日 本決算
コナミ 9766 3月31日 第2四半期

 

■決算発表記事

 

Eガーディアン、13年9月期は営業益126%増…スマホ・ソーシャルゲームのサポート受注が伸長

フィールズ、第2四半期は21億円の営業黒字に転換…パチンコ・パチスロの販売好調で

マーベラスAQL、第2四半期は20%超の増収増益を達成! 「ヴァルハラナイツ3」や「閃乱カグラ」「朧村正」好調で

バンダイナムコHD、14年3月期の業績予想を上方修正…家庭用ゲームや映像音楽、ソーシャル・スマホゲームが計画上回る

コロプラ、2013年9月期は営業益283%増を達成…スマホ向けオンラインアプリの好調で 14年9月期も108%増の見通し

スクエニHD、第2四半期は営業益46億円に…「ファイナルファンタジーXIV」と「ロード オブ ヴァーミリオンⅢ」の好調で

セプテーニHD、2013年9月期は増収増益を達成…スマホ向け広告が2.6倍に急成長

クルーズ、第2四半期は営業益192%増の24億円…『アヴァロンの騎士』や『HUNTER × HUNTER』、SHOPLISTが貢献

アクセルマーク、2013年9月期は営業益69%減も足元復調 7~9月期はQonQで81%の営業増益を達成!

スクウェア・エニックスHD、第2四半期の業績予想を大幅上方修正…20億円の赤字→47億円の黒字に

ボルテージ、第1四半期は1.12億円の営業赤字…ネイティブやソーシャル好調で計画を上回る

セガサミーHD、第2四半期は営業益57%増を達成 コンシューマ事業が11億円の営業黒字に!

モブキャスト、2013年12月期の業績予想を下方修正 営業損益17.5億円の黒字→6.8億円の赤字に

アドウェイズ、第2四半期は営業益116%増を達成! 国内広告事業の好調で

サイバーエージェント、13年9月期はAmebaの先行投資負担で営業益40%減 回収期に入る今期は93%増益見通し

カプコン、第2四半期は2ケタ増収増益を達成…『モンスターハンター4』とパチスロ機『デビル メイ クライ4』の販売好調で

イマジニア、第2四半期は営業益59%減の2.18億円

enish、第3四半期は営業利益125%増の10億4500万円…新作「魁!!男塾」が収益貢献

ドリコム、14年3月期の業績予想を下方修正 3億円の営業赤字に 『ファンタジスタドール』の未達と新作の配信時期変更で

任天堂、第2四半期は為替の円安効果で経常黒字に転換

GMO、13年12月期の業績予想を上方修正! クラウドサービスと決済が好調 スマホゲームも300%増収

インフォコム、第2四半期は増収減益…電子書籍伸長も先行投資負担で

ガンホー、第3四半期は営業益2741%増の685億円! ただし7~9月はQonQで2ケタ減益に

東映アニメ、4~9月期は7.5%の営業増益 「キャプテンハーロック」など映像制作販売が伸びる ソーシャルゲームは不調

コーエーテクモHD、第2四半期は経常益213%増、過去最高業績を達成 「討鬼伝」の好調やオンラインの復調などで

KADOKAWA、第2四半期はシネコン事業売却により減収・営業減益 書籍・雑誌は好調 『艦これ』は今後期待できるIP

Zynga、7~9月期の最終赤字は6.8万ドル 5272万ドルの赤字から大幅減 研究開発費や管理費の削減で

ASJの4~9月期、売上高は4.7%増の6.8億円 決済代行や「ドリームベースボール」好調 一時費用で利益は減少

ジャフコ、第2四半期は営業益1332%増の80億円を達成! 上場株式の売却益が高水準で推移

ベクター、4~9月は1.3億円の営業赤字 オンラインゲーム事業が不調 コスト削減で赤字額は前年比で縮小

ジャフコ、第2四半期は営業益1332%増の80億円を達成! 上場株式の売却益が高水準で推移

イマジニア、第2四半期の営業益予想を96%上方修正! 原価低減と研究開発費のずれ込みで

コロプラ、CM効果でスマートフォンアプリの売上好調 2013年9月期の営業利益予想を3割上方修正

日本一ソフト、『魔女と百騎兵』好調で14年3月期の営業利益を2割上方修正 10月以降の業績は慎重な見通し


 

■決算説明会リポート

enish決算説明会 杉山社長、韓国展開「国内向けネイティブ開発も予定」 『ドラタク』など既存タイトルは好調

クルーズ決算説明会 小渕社長「ネイティブは世界を視野」「ブラウザの手も緩めない」 ネイティブ開発者を月10人ペースで増員

ボルテージ決算説明会 横田社長「激しい競争環境」「人件費増やしていきたい」 広告と新作効果で3四半期ぶりに売上増

コーエーテクモ決算説明会 襟川社長「ネイティブ市場は戦国時代」 新IP「討鬼伝」展開に意欲

サイバーエージェント決算説明会 藤田社長「Ameba事業は10~12月にも黒字化」 SAP事業も複数タイトル投入で成長目指す

ドリコム決算説明会 内藤社長「ガルロワが計画に届かず」「IPは『目利き』重要」 ネイティブ移行に苦戦、今期中に新作3本を予定

ヤフー決算説明会 EC革命で「エンジニア5倍」 7~9月のゲーム関連部門は前四半期比5%増収

ベクター決算説明会 梶並社長「赤字は10〜12月で最後にしたい」 ローカライズパブリッシャーの立ち位置を強調

KLab決算説明会 真田社長「IP獲得で外れリスクを減らす」戦略を主張 国内社員数は減少に転じる