ビットアイル、8~10月の売上高は1割増の44億円 クラウドサービスや外部サービスが好調、データセンター事業は横ばい

データーセンター運営やクラウドサービスのビットアイル<3811>は12月3日、2014年7月期第1四半期(8~10月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比9.9%増の44億2700万円、営業利益は0.1%増の8億600万円、経常利益は1.1%増の7億4200万円、四半期純利益は2.3%増の4億6000万円だった。主力のデータセンターサービス(iDCサービス)が前年同期からほぼ横ばいで推移するなか、クラウドサービス販売や外部向けのシステムサービスが好調だった。
 

セグメント別の詳細は以下の通り。

<iDCサービス>売上高は0.1%増の27億2000万円。稼動ラック数は4617ラックと前年同期比で3.1%増えた。売上高、顧客数ともに着実に積み上げたという。
 
<マネージドサービス>売上高は16.7%増の11億6400万円。クラウドサービス販売が好調だった。
 
<ソリューションサービス>売上高は58.0%増の4億9300万円。100%子会社であるビットサーフにおけるグループ外向けのシステムインテグレーション、エンジニアリングサービス提供が引き続き好調だった。


なお、通期の業績予想は据え置いた。

■関連リンク
適時開示情報