【特集】2014年上半期は“この新作モバイルゲーム”に注目!! 業界人期待の20タイトルを紹介

ゲームメディアにおける年初めの恒例企画「新作紹介」。2013年末には、駆け込むように各社から新作発表ラッシュが続いたものだが、どのようなタイトルが2014年に配信されるのかを、もう忘れてしまっている御仁たちも少なからずいることだろう。

そこでSocial Game Infoでは、大手ゲーム会社から新進気鋭の開発会社まで、当媒体が独断と偏見で選んだ2014年配信開始予定の新作モバイルゲーム20タイトルを一挙紹介! ブラウザ、ネイティブなんでもござれのラインナップとなっているので、今後のゲーム選びの参考にどうぞ。
 

(1).『スマホでゴルフ!ぐるぐるイーグル』(Aiming)




『ヴァリアントレギオン』をはじめ、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』(運営:マーベラスAQL)や『幻塔戦記グリフォン』(運営:セガネットワークス)など、アクションMORPGに定評のあるAimingが手掛けるゴルフゲーム。

かわいいアバターを着せ替えたり、白熱の対人戦も楽しめたり、1ホール1分~と気軽にプレイ可能だったりと魅力的な要素を備えている。さらにホールをクリアすることで新しい装備(ゴルフクラブ、衣装、アクセサリーなど)や資金を入手可能。また、期間中に事前登録を行うと「のりねこ」頭衣装がプレゼントされる。さらに事前登録の人数に応じて、頭に乗る猫の数はどんどん増えていくようだ。
 
 
 
 

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(2).『ソード オブ ナイツ』(Aiming)


 

続いてもAimingが手掛ける新作RPG『ソード オブ ナイツ』。本作は、剣と魔法の王道的世界観をベースに展開するシナリオと、カジュアルゲームでありながらも深い戦略性を併せ持つ、iOS/Android端末向けのコマンドバトルRPGである。

特徴的なのは、冒険の舞台が様々なイベントが用意されている“すごろく式のダンジョン”であること。1回のプレイがちょっとした空き時間に最適な作りになっているようだ。また、メインイラストレーターはワダアルコ氏が担当しており、魅力的なキャラクターが数多く登場するほか、自由度の高いユニット強化や進化、他プレイヤーとの対戦モード「デュエル」など、繰り返し何度も遊びたくなるやりこみ要素が満載とのことだ。
 


 

(3).『フルボッコヒーローズ』(ドリコムとサイバーコネクトツー)



ドリコム<3793>とサイバーコネクトツーの2社で贈る新作RPG『フルボッコヒーローズ』。ついに事前登録が10万人を突破した本作では、サービス開始前にユニット(キャラクター)が当たる「フライングゲットガチャ」を引くことができるなど話題を呼んだ。

『フルボッコヒーローズ』は、古今東西のあらゆる英雄<ヒーロー>たちが存在する異世界を舞台に繰り広げられる、独自のゲームシステムを採用した新ジャンルの爽快フルボッコRPG。フリックだけで撃破する爽快感、大群が押し寄せる緊張感、自分だけの最強チームで敵をフルボッコするなど、迫力満点のゲーム内容を楽しめるとのこと。
 

 

(4).『ドラゴンダイス』(KONAMI)




「同時オンラインバトル」をテーマに据えたKONAMIの新作『ドラゴンダイス』。複数人のプレイヤーが同時にプレイすることで、互いに影響し合い、それぞれの目的を達成していく楽しさ・新しい体験をスマホアプリで実現しているとのこと。

なかでも特徴的なのは、仲間のユーザーを召喚するという新しい機能「ドラゴンアラート」の搭載だ。強力なボスとのバトルでは、仲間との連携プレイによる必殺技の発動や戦略的な部位破壊がカギになるが、この「ドラゴンアラート」によって頼りになる仲間のユーザーにバトルへの参戦をリアルタイムで依頼することが可能に。また、そんな同時オンラインバトルを彩るのは、チャットによるコミュニケーション。スマホでチャット&バトルという一体感を『ドラゴンダイス』は目指していく。
 
 


 

(5).『流線系エンカウンター』(GMOゲームセンター)




GMOゲームセンターが贈る『流線系エンカウンター』は、Androidゲームアプリプラットフォーム「Gゲー」で2014年1月中に正式リリースを予定しているスマートフォン向けタクティカルRPGである。プレイヤーは4つの学園のいずれかに属する「学徒」となり、星霊を集めてパーティーを編成し、大陸の各地で行われている拠点占拠戦に参戦、自学園の勝利を目指していく。

肝心要のバトルでは、3ターンで勝敗が決まるハイテンポなオート進行が特徴。3×3のマス内に星霊を配置し、無数の組み合わせからなる隊列やスキルが勝敗のカギを握る。また、参戦人数上限無しの大規模占拠戦も魅力。ワールド各地で開催される学園4つ巴のポイント奪取戦であり、プレイヤーは自由に拠点を移動することで、仲間と協力して集中攻撃をしかけたり、緊急救援要請に応えたりと、リアルタイムに変化する戦局にあわせた戦闘を繰り広げられることができるようだ。

“ハイテンポ”と謳っているだけに、初見によるテンポの良さが期待視される。現在、Google Playでβ版が配信中。
 
 


 

(6).『エヴァンゲリオン 魂のカタルシス』(DeNA)



ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、先日、スマートフォン向けアプリとして新作ゲーム『エヴァンゲリオン 魂のカタルシス』を今冬配信することを明らかにした。iOSとAndroid向けのネイティブアプリとして提供する模様だ。なお、現在、ゲーム内容はおろか、事前登録特典も公開されていない。今後の情報公開が待たれるが、次回の追加の情報公開は2014年1月中旬となるとのこと。

ちなみに、下記の公式サイト内では「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」に登場する秘密組織「SEELE(ゼーレ)」のゲームへの関与を示唆する「ゼーレからの通信に応じる」という特設コンテンツが公開中。公開後、ユーザーは特設コンテンツ内に隠された謎を全て解き明かすことにより、まだ未公開となっているゲームの世界観に関する断片情報を他のユーザーに先駆けて入手することができるという。

劇場版の続編も期待される『エヴァンゲリオン』という大人気IPであることから、幸先の良いスタートダッシュが切れることは間違いないだろう。
 


 

(7).「進撃の巨人×Mobage」<タイトル未定>(DeNA)




『エヴァンゲリオン』に引き続き、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は「進撃の巨人×Mobage」の特設サイトをオープン。こちらも詳細なゲーム内容は公開されていないが、特設サイトに映る“異様な壁”には不気味さを感じさせてくれる。この壁は、発見した者がその存在をSNSで報告することによって、破壊が進行していくとのこと。一般向けとして広く響きやすい大人気アニメ(漫画)のIPを、ふたつも保有しているDeNAの勢いに要注目。
 


 

(8).『Tower of Odin』(DeNA)



さて、これまたディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>ではあるが、IPものから一度離れて、こちらは本格タワーディフェンスRPG『Tower of Odin』をピックアップ。本作は、ハイワンエンターテイメント社が韓国国内向けに配信し、100万ダウンロードを突破したタイトルのローカライズ版にあたる。

世界崩壊の危機を迎えた世界「アスガルド」を舞台に、攻め入る「ワルキューレ」たちから地下深くに封じ込めたクリスタルを守るため、難攻不落の塔を建ててその侵略を妨げるバトルが繰り広げていくタワーディフェンス型RPGとなる。

プレイヤーは、クリスタルのあるフロアの上に防護フロアを一階ずつ追加して塔を高くし、それと同時に、各階に英雄とギア(武器)を配置して守りをより強固にし、敵からの侵攻を防ぐと勝利となる。英雄にはそれぞれ種族と属性があり、相性の良いフロアを建てたり、属性に合うギアを配置することで、英雄が発動するスキルを高めてゲームを有利に進めることができるなど、戦略性を兼ね備えたゲーム性となっているのが特徴。

また、他のプレイヤーが建てた塔を攻めることもでき、バトルに勝利した場合に獲得できる「資源」を元に、新しいフロアを建てたり、新しい英雄やギアを召喚することもできるということで、対人戦も賑わいそうだ。
 
 



 

(9).『ワンダーフリック』(レベルファイブ)

 

レベルファイブが満を持して贈る新作RPG『ワンダーフリック』は、幸運なる者<プレイヤー>が流れ着いた地“グリムナース“を舞台にしたファンタジーRPG。

広大な世界と、そこに点在する街やダンジョン、国の一大事に助けを求める王様、待ち受けるモンスターたちと巨大な竜王、ここぞのシーンでくり出される必殺技、宝箱の中から出てくるレアアイテム、多彩な装備品によるカスタマイズ、フレンドとキャラクターを貸し借りしての共闘など、王道RPGのすべてが盛り込まれるという。技も魔法もフリックひとつで繰り出せる直感で戦う「フリックバトル」も魅力的な要素のひとつ。

2013年11月頃にプロローグ版を配信開始して、現在は正式サービスに向けて最終調整を行っている段階。長期的なメンテナンスが続いてはいるが、正式サービス開始後は「3分で楽しめて1000時間遊べる」の売り文句と骨太なゲーム内容を背負い、人気も上昇していくことだろう。
 
 


 

(10).『Tokyo 7thシスターズ』(Donuts)



『単車の虎』で爆音かき鳴らしてきたDonutsが次に手掛けるのは、アイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム『Tokyo 7thシスターズ』。本作は、アイドル戦国時代と呼ばれる現代とは対照的に、アイドルがいなくなった時代<西暦2034年>が舞台。

ボカロ世代の若手アーティストたちによって制作されたオリジナル楽曲をプレイできるリズムゲームはもちろん、若く新しい才能によって描かれる魅力的なキャラクターや、女の子一人一人との出会いと成長を丁寧に描いたストーリーも魅力だ。

『アイドルマスター』や『ラブライブ』とは異なり、IPものではない完全オリジナルのアイドル育成ゲーム。とはいえ、フルボイス・フルBGMのなかでアイドルの物語(シナリオ)が随時更新されていくあたりは、オリジナルタイトルならではの機動性の高さが伺える。徐々に育っていくNEWアイドルコンテンツは、どこかで大きく化けそうだ。
 

 


 

(11).『メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -』(Happy Elements)


 

『あんさんぶるガールズ!』や『マジョカ†マジョルナ』を手掛けるHappy Elementsの新作ラインストラテジーRPG『メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -』。

本作の大きな特徴は、フレンドとリアルタイムに協力しながらクエストを攻略することができる「リアルタイム協力クエスト」にある。「ソーシャル」の本来の魅力である「協力」を、スマートフォンだからできる表現でリアルタイムに楽しむことが可能なようだ。

また、剣闘士や重戦士、魔法使い、僧侶など、ラインストラテジーの戦局を左右する多様なユニットは200体以上も登場。多彩なアニメーションで動く各々のユニットは、それぞれが武器に応じたアクションを繰り広げていく。

可愛いグラフィックはもとより、「無気力少年」や「モンスターを“癒す”」など、ゲーム好きな若い世代の琴線に触れる物語フレーズが一部で受け入れられているようだ。
 

 


 

(12).『天空のクラフトフリート』(KLab)



KLab<3656>の新作『天空のクラフトフリート』は、シンプルな操作の3Dアクションと育成シミュレーション要素を組み合わせた空中艦隊アクションバトルゲーム。空に大陸が浮かぶファンタジー世界を舞台に、美少女船員を乗せたオリジナル戦艦で爽快な空中戦が楽しめる。

ゲームの基本となるミッションバトルでは、ターゲットを一筆書きで繋げて消していく。3D画面で船に乗って空を進みテンポよく攻撃しながらバトルを進め、クリアすることで経験値や船のパーツ・船員紹介Pt(ガチャポイント)などが入手できるほか、船員や船を強化することで攻撃力やHPが上昇し、より難しいミッションがクリアできるようになる。また、リアルタイムで展開される20vs.20の艦隊戦では、チャットを通して仲間と連携する楽しみも兼ね備えているとのことだ。

事前登録者数は1万人を突破し、事前登録開始日に予約トップ10のiOS/Android両方で1位を獲得し、iOSでは12月18日まで連日1位をキープするなど、好調な出だしとなっている。
 
 
 


 

(13).『GUNS N' SOULS』(スクウェア・エニックス)



『GUNS N' SOULS』は、スクウェア・エニックスとシフトが贈る“ハイスピードアクションRPG”。制作スタッフには、『ゴットイーター2』『FREEDOM WARS』で知られるシフトが開発を担当するほか、シナリオには『ケイオスリングス』の北島行徳氏、キャラクターデザインに『ケイオスリングス』『ファイナルファンタジー』シリーズの直良有祐氏、『MOON DIVER』のロベルト・フェラーリ氏ら豪華クリエーターが参加している。 

ゲームは壮大なストーリーとともに、タッチパネルに最適化されたシンプル操作で、迫力のある高速アクションが楽しめる。そしてキャラクターボイスには、主人公のジギー役に中村悠一さんを起用。さらに、謎の少女役の内田真礼さんをはじめ、小野大輔さん、関智一さん、安元洋貴さん、吉野裕行さん、江原正士さん、朴 璐美さん、大原さやかさんとこちらも豪華声優陣が参加する。

スクウェア・エニックスが誇る渾身の美麗グラフィックと大胆なアクション要素が、いかにしてモバイルゲームに絡みついていくのかは注目だ。
 


 


 

(14).『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』(バンダイナムコゲームス)


抜群のIP群を取り揃えるバンダイナムコゲームスは、ついに漫画『ジョジョの奇妙な冒険』を題材にしたスマートフォン向けアプリを2014年にリリースする。ゲームでは、原作でお馴染みのキャラクターが「ユニットメダル」として登場し、メダルを「撃」ち出して敵を打ち倒す新感覚の「メダルシューテングバトル」を採用。

主要キャラからマニアックなキャラまで「ユニットメダル」で総登場し、『ジョジョ』シリーズの奇妙な世界観や魅力を隅々まで堪能することが出来るようだ。

また、ゲームの進行に合わせて、TVアニメとして放送され話題となった「第1部」「第2部」のストーリーを追体験できるだけではなく、来年の放送予定が発表されているアニメ第2期の放送に先駆けて、第3部のキャラも一部登場。なお、第3部のストーリーは、アニメ第2期の放送に合わせて配信を予定。

なお、ゲーム開発はドリコムが担当し、ゲーム素材制作の一部をサイバーコネクトツーが行う。

 
 


 

(15).『テイルズ オブ リンク』(バンダイナムコゲームス)



2013年秋から2014年春に延期されたバンダイナムコゲームスの人気RPGシリーズの新作『テイルズ オブ リンク』。本作は、『テイルズ オブ』シリーズの最新作で、新しい世界観の中で、主人公たちがテイルズキャラクターたちととともに、天界より落ちた災厄の種との闘いを描いた物語となっている。なお、ゲーム内容では、パーティキャラを指で結び、繋げることでチームを組み合わせて敵に攻撃を行うタッチリンクバトルを採用している。

従来の『テイルズオブ』シリーズさながらのキャラクターが入り乱れての乱戦感と、戦況にあわせたチームを作る戦略性により、新感覚の戦闘が体感可能。また、シリーズ初の9人同時バトル(最大12人パーティ)となっており、今までに作れなかったパーティを組んでの戦闘も楽しめるとのことだ。ちなみに事前登録を行うと、サービス開始時に、『テイルズ オブ グレイセス』の人気キャラクター「ソフィ」が初期パーティーメンバーに加入するなどの特典が用意されている。

まだ詳細なゲーム画面や内容は公開されてはいないが、対人戦はもちろん、協力バトルにも響いてくる9人同時バトルは、本作における最大の魅力となりそうだ。
 


 

(16).『勇者と1000の魔王』(オレンジキューブ)


前述した『ソード オブ ナイツ』の開発も務めるオレンジキューブは、iOS向けドットRPG『勇者と1000の魔王』のリリースも今冬に予定している。

本作は、多彩なドットキャラクターを収集&育成しつつ、ダンジョン探索、他プレイヤーとのデュエル、トレジャーを求め遠征などを行う、懐かしくて新しい「ドットRPG」。プレイヤーは魔王の魂“サタンソウル”の邪悪な力に抗う手段を求めて、妖精ミントとともに旅を続けていく。

ゲームの流れとなる探索では、オートで敵との戦闘を行うなど、とにもかくにもシンプル。道中はボスも出現して、ときには探索に失敗することもあるが、発見した物はそのまま入手できる親切設計なのも特徴的だ。

また、他のプレイヤーとの対戦が楽しめる「デュエル」では、勝利を重ねてデュエル段位を上げていくと、様々な報酬がもらえる。

ドットテイストの懐かしいグラフィックと余分をそぎ落としたシンプルなゲーム内容は、果たして現在におけるゲームユーザーのライフワークに嵌るのかは楽しみなところでもある。
 
 


 

(17).『熱血対戦くにおくんTD』(アリスマティック)

 

アリスマティックが手掛ける『熱血対戦くにおくんTD』は、累計1000万本を誇る超人気ゲームソフト『熱血硬派くにおくん』シリーズのスマートフォンアプリ版にあたる。人気ゲームとして懐かしさはそのままに、タワーディフェンスを用い、懐かしのシナリオに沿ったストーリーモードと、同時通信によるユーザー同士の白熱のリアルタイムバトルが楽しめるようだ。

タワーディフェンスにおける同時通信のリアルタイムバトルとは、なかなか大胆なゲームモードではあるが、白熱すること間違いなし。マネタイズが少々難しいタワーディフェンスではあるが、偉大な先駆者『にゃんこ大戦争』が同ジャンルのセオリーを良い意味で打ち破ってくれたこともあり、本作も十分な伸びしろが期待される。
 

 



 

(18).『グランブルーファンタジー』(Cygames

 


Cygamesと同社の子会社でデザイン制作・ゲーム企画事業を展開するCyDesignationの2社が放つ、「Mobage」で配信開始予定の新作RPG『グランブルーファンタジー』。

本作は、これまで数々のRPG作品を手掛けてきたCyDesignation代表の皆葉英夫氏がキャラクターデザインを担当。さらにゲームで使用される楽曲制作には植松伸夫氏を迎え、平田広明さん、長谷川明子さん、伊藤かな恵さんをはじめとする多数の豪華声優陣が参加する、Cygamesが総力を結集して制作中のスマートフォン向けのブラウザゲームだ。

「ブラウザゲームの限界に挑戦」のスローガンを掲げている通り、美麗なグラフィックはもとより、常時BGMとボイスが流れている力の入れよう。惜しくも2013年内中の配信を予定していたが、クオリティアップの判断となり2014年に延期となった。しかし、TVCMをはじめとする各所で大きく露出していることもあり、配信開始後は話題が尽きなさそうだ。
 

 

 



 

(19).『モンスターハンター ロア オブ カード』(カプコンとグラニ

 


カプコン<9697>、グラニ、グリー<3632>は、「GREE」で『モンスターハンター』シリーズの新作ソーシャルゲーム『モンスターハンター ロア オブ カード』を今冬よりサービス開始する。

本作は、コードネーム「rio」の名称で開発された、人気アクションゲーム『モンスターハンター』の世界観や爽快感を追求した本格リアルタイムバトルゲーム。リオレウス・ティガレックス・ジンオウガなど、『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターが多数登場し、仲間と共に“狩猟”する臨場感が楽しめる。

なかでも本作の一番の醍醐味であるリアルタイムバトルでは、毎日襲来する大型モンスターをギルドに所属するメンバーたちと連携しながら討伐していくとのことだ。クエストでは、メンバー同士で協力し合いながら素材を集めてミッションクリアを目指すなど、『モンスターハンター』シリーズの魅力である、仲間との一体感も味わえる。

開発は、大ヒットタイトル『神獄のヴァルハラゲート』で知られるグラニが担当。グラニとカプコンの強力タッグチームが贈る『モンスターハンター』のソーシャルゲームということで、これまでの同シリーズ、そしてソーシャルゲームとはまた異なる、新しいゲームが体験できそうだ。
 


 

(20).「新作ゲーム」<タイトル未定>(gloopsとスクウェア・エニックス)



2014年1月1日に電撃発表された、gloopsとスクウェア・エニックスによる新作ゲームの共同制作発表。同日に開設されたティザーページでは、「2014.1.8 あなたは、このゲームの虜になる」だけと書かれている。おそらく、1月8日に何らかの追加情報が出てくるものと思われる。共同で制作されるゲームの内容についてはまだ不明だが、gloopsとスクウェア・エニックスの強力タッグということで、どういったゲームになるのか注目だ。
 

(extra).日本上陸を控えるKingとSupercellの新作


    

『キャンディークラッシュ』で世界的大ヒットを記録したKingの最新作『Papa Pear Saga』(左アイコン)。そして、“クラクラ”の愛称で親しまれる『Clash of Clans』や農園ゲーム『Hay Day』の2タイトルを手掛けるフィンランドのゲーム開発企業・Supercellの新作『Boom Beach』(右アイコン)。

両社とも日本で爆発的なヒットアプリを誇る海外デベロッパーということもあり、新作の日本上陸が気になるところである。Kingの新作『Papa Pear Saga』は北米で堅調に売上ランキングの順位を上げている。対してSupercellの新作『Boom Beach』はカナダで先行配信しており、北米に向けたテストマーケティング中であることが伺える。

2タイトルの日本上陸は当分まだにしても、2014年内中は期待できそうだ。海外のヒットメーカーが再び日本の売上ランキングを賑わす日は近い。

Kingの新作『Papa Pear Saga』関連記事

Supercellの新作『Boom Beach』関連記事

 

【総括】やはり2014年のトレンドは「リアルタイム通信」か――


ここで紹介している新作20タイトルに目を向けてみると、やけに「リアルタイム」という文言が目立っている。フレンドが一時的に助っ人として参加してくれる“ゆるいソーシャル性”から卒業して、各社、より臨場感の溢れるソーシャル性をゲームに落とし込んでいるようだ。

日を追うごとにリッチ化していくのは、もはやゲーム業界の宿命とも言うべきかもしれないが、クオリティの高いリアルタイム(バトル)通信が違和感なくモバイル端末で実現できたら、いよいよ2014年はコンシューマ携帯ゲームに肩を並べることにもなりよう。

最大4人まで同時プレイが可能な『モンスターストライク』や『ガンダムコンクエスト』など、現状、多種多様なタイトルがオンラインを通したマルチプレイで人気を博している。2014年はユーザー同士が密に繋がったタイトルが増えていき、相手を身近に感じるといったソーシャルゲーム本来の醍醐味を、どの作品からも感じ取ることができそうだ。


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