サイバーエージェント、『ガールフレンド(仮)』の新春CMが話題に アプリ版のDL/売上ランキングも上昇、Android版は自己最高に

サイバーエージェント<4751>の提供するソーシャルゲーム『ガールフレンド(仮)』で、1月に始まった新春テレビCMがネット上で大きな話題となっている。CMにおけるゲームキャラクター「クロエ・ルメール」(声優・丹下桜さん)の魅力的な声にスポットがあたり、検索やツイートの数が急激に増加している。

CM放映をきっかけに、App StoreやGoogle Playでの無料ダウンロードランキング(ゲームカテゴリー)でアプリ版がトップ20に浮上、売上ランキングも持ち直してきている。App Storeの売上ランキングでは、4カ月ぶりにトップ50位内に返り咲いた。Google Playのランキングはダウンロード(14位)、売上(63位)ともに自己最高を更新した。(1月9日続報:さらにランキングが上昇した)

2013年12月30日から「制服篇」、2014年1月1日から「振り袖篇」と2本のCMが放映されているが、今回、話題沸騰となったのは「振り袖篇」だ。「CMを見てガールフレンド始めようかと思う」という趣旨のツイートが相次いでいる。
 


 

■CM放映後、検索・ツイートが急増

「ガールフレンド」という単語について、Googleの検索トレンドチャートをみると、2014年に入ってから急速に伸びていることがわかる。同様に、12月後半にテレビCMの放映を始めたコロプラの「蒼の三国志」というキーワードと比べても、伸びが大きい。
 
▼Googleの検索トレンドチャート
 
 
Twitterにおけるツイートのトレンドを「ガールフレンド」と「パズドラ」の2つの単語で比較した。年明け後から「ガールフレンド」が急速に伸び、1月6日には一時的なものだろうが、「パズドラ」を抜き去った。
 
▼ツイートのトレンドチャート(オレンジが「ガールフレンド」、青が「パズドラ」)
 
 


■アプリのダウンロードランキングが上昇、売上にも波及

テレビCM効果と推測できるが、「制服篇」のCMが流れ始めた12月30日、それまで300~400位で推移していたApp Storeでの無料ダウンロードランキング(ゲームカテゴリー)が14位まで急上昇。1月6日ごろから「振り袖篇」のCM内容が話題となると、1月8日時点で一時13位まで上昇した。
 
▼『ガールフレンド(仮)』のApp Store無料ダウンロードランキング(出所:App Annie
 
売上ランキングも昨年末から上昇し、1月8日は一時46位と、昨年9月以来、4か月ぶりに上位50位内に返り咲く場面があった。新規ユーザーの課金や、CMによる既存ユーザーの回帰などが促された可能性がある。
 
▼『ガールフレンド(仮)』のApp Store売上ランキング(出所:App Annie


 
Google Play版も同様にランキングを切り上げ、1月7日は無料ダウンロードランキングで14位、売上ランキングで63位と、それぞれリリース後の最高順位を記録している。「Ameba」プラットフォームのブラウザゲームの中では圧倒的な存在感を誇る『ガールフレンド(仮)』だが、テレビCM効果により、アプリ版の存在感も高まってきている。
 
▼『ガールフレンド(仮)』のGoogle Play無料ダウンロードランキング(出所:App Annie

 
▼『ガールフレンド(仮)』のGoogle Play売上ランキング(出所:App Annie


 

■『ガールフレンド(仮)』

ブラウザゲーム版
 

iOSアプリ版


Androidアプリ版



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株式会社サイバーエージェント
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会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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