リンクトブレイン、 産学官連携で福岡県のゲーム・アプリ開発人材の育成・就業促進支援を開始

リンクトブレインは1月7日、 産学官連携で、福岡県のゲーム・アプリ開発人材の育成・就業促進支援を始めると発表した。学生のスキル不足や県外への人材流出を防ぐ仕組みを展開する。大学・専門学校の課題「最新トレンド技術の習得」をインターンシップで克服するという。

リンクトブレインは、フリーランスとSOHOのビジネスマッチング事業や産学連携プロジェクト推進事業などを手掛ける。福岡県飯塚市を皮切りにして、同県内を中心にクリエーター人材育成事業をスキーム(計画・枠組み・仕組み)化し、スキルアップを支援していく。2014年1月より実施予定とのこと。

リンクトブレインによれば、福岡県は東京、大阪、京都などに次いでゲーム関連企業が多く、クリエイティブな人材をより多く求めているという。特に福岡では子供の「将来、就きたい職」のアンケートでゲーム開発が上位に挙がっており、人気業種となっているとのこと。一方で、大学や専門学校での授業で学ぶ内容は、情報が古く最新トレンドの技術をタイムリーには学べないため、多様化するスマートフォンアプリやゲーム制作には対応できないという課題がある。

今回の試みは、大学や専門学校と違い、ゲームコンテンツ企業にとっての即戦力を育成する。専門カリキュラムの講師陣とゲーム開発に携わっている現場社員が出向く内容で構成される。

専門的な分野をベースにカリキュラムを作成するほか、インターンシップで協力企業へ研修に向かう。様々な技術やアイデア・企画書の作成方法などの研修を予定している。ビジネスマナーも重視し、OJT研修も実施する。産学官の連携における「福岡モデル」を創りあげ、人材育成のサイクルを高めていく考えだという。


【リンクトブレインの産学官連携の活動予定】
■福岡県飯塚市との連携
2014年2月18日
九州工業大学 情報工学部学生へのスマホアプリ開発・運営講義の実施予定

■福岡県飯塚市主催
2014年1月25日
「e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト 2013」特別協力企業として参加予定
二次審査、受賞者の決定・表彰を実施
http://e-zuka.info/2013/
※2013年2月9日開催「e-ZUKAスマートフォンアプリコンテスト 2012」に後援企業として参加


■リンクトブレイン
公式サイト
 
株式会社リンクトブレイン
http://linkedbrain.jp/

会社情報

会社名
株式会社リンクトブレイン
設立
2011年10月
代表者
代表取締役社長 清水 弘一
決算期
9月
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