KADOKAWA、単独決算で特別利益159億円、特別損失32億円を計上 9子会社の吸収合併に伴う差損益 連結決算に影響なし

KADOKAWA<9477>は1月8日、昨年10月1日に実施した9子会社の吸収合併に伴い、特別利益と特別損失を計上すると発表した。合併による子会社株式差損益が確定したため。2014年3月期の単独決算において、特別利益を159億6700万円、特別損失を32億2600万円、計上する。連結決算に与える影響はないという。

2013年10月1日をもって、連結子会社だったアスキー・メディアワークス、エンターブレイン、角川学芸出版、角川書店、角川プロダクション、角川マガジンズ、中経出版、富士見書房、メディアファクトリー9社(被合併会社)を吸収合併した。被合併会社から受け入れた純資産と、KADOKAWAが所有する被合併会社株式の帳簿価額との差額を「抱合せ株式消滅差益」「抱合せ株式消滅差損」として、それぞれ特別利益及び特別損失に計上する。

なお、被合併会社はKADOKAWAの100%子会社であったため、連結決算に与える影響はないとしている。
株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2554億2900万円、営業利益259億3100万円、経常利益266億6900万円、最終利益126億7900万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9468
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