IGポート、「進撃の巨人」と「ヤマト」の版権収入好調で上方修正! 第2四半期も黒字転換に成功!

プロダクションIGを傘下に持つIGポート<3791>は、本日(1月14日)、2014年5月期の連結業績予想について、営業利益予想を36%上方修正した。前期比では97.0%増となる見通し。2013年に大ヒットとなったアニメーション作品「進撃の巨人」をはじめ、「宇宙戦艦ヤマト」の版権収入が想定よりも伸びたことが主な要因だ。

同社の発表した業績予想は、売上高66億0400万円(前回予想64億1700万円)、営業利益3億9600万円(同2億9100万円)、経常利益3億9900万円(同2億9100万円)、当期純利益2億8300万円(同1億8600万円)にそれぞれ引き上げた。

従来予想からの修正率は、売上高2.9%増、営業利益36.1%増、経常利益30.8%増、当期純利益52.2%増となる。

 


同社では、利益率の高い版権事業の収益分配が計画を上回ったため、と説明している。とりわけ「進撃の巨人」や「宇宙戦艦ヤマト」のブルーレイ、DVDの販売が好調に推移したとのこと。



■第2四半期は黒字転換に成功

同時に第2四半期(2013年5~11月期の連結決算を発表し、売上高34億0300万円(前年同期比15.4%増)、営業利益2億1000万円(前年同期4400万円の赤字)、経常利益2億0600万円(同4300万円の赤字)、四半期純利益1億6100万円(同7100万円の赤字)だった。

 


セグメント別の業績は以下のとおり。

映像制作事業が売上高20億1100万円(同10.6%増)、セグメント利益1億3900万円(同160.3%増)だった。「進撃の巨人」や「宇宙戦艦ヤマト」、「翠星のガルガンティア」、「げんしけん二代目」、「黒子のバスケ」、「攻殻機動隊ARISE」などの制作を行った。

出版事業は、売上高5億2600万円(同6.9%増)、セグメント損失3600万円(同7300万円の損失)だった。「月刊コミックブレイド」や「コミックアヴァルス」などを観光した。特に「曇天に笑う」の販売が好調だったという。

版権事業は、売上高7億2600万円(同39.1%増)、セグメント利益1421.9%増)だった。「進撃の巨人」や「宇宙戦艦ヤマト」、「翠星のガルガンティア」、「げんしけん二代目」、「黒子のバスケ」、「攻殻機動隊ARISE」などの二次利用による利益分配を行った。とりわけ「進撃の巨人」と「宇宙戦艦ヤマト」のブルーレイ、DVDの販売が好調だった。
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プロダクション・アイジー

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