【ゲーム株概況】サイバーエージェントが大幅高。『モンスト』200万ユーザー達成のミクシィは一時上昇もマイナスに

1月21日の東京株式市場では、ゲーム関連株については売り優勢となったものの、スマートフォン向けゲーム関連の一角に買いが入った。先日の任天堂の業績予想の下方修正を受けて、スマホゲーム関連に資金を移し、循環的に物色されているとの指摘もあった。サイバーエージェントが前日比185円高の4540円となったのをはじめ、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが16円高の702円、ドリコムが2900円高の28万6600円となった。他方、前日大きく上昇したケイブ、アエリア、コロプラ、エイチームなどの下落が目立った。


■サイバーエージェント
サイバーエージェントが前日比185円高の4540円で取引を終えた。ブラウザゲームがメインと見られていた『ガールフレンド（仮）』のスマートフォンアプリ版がGoogle PlayとApp Storeの売上ランキングでトップ30に入るなど大きく伸びたほか、子会社Cygamesの『三国志パズル大戦』とサムザップの『戦国炎舞』がApp Store売上ランキングでいずれもトップ10入りとなったことなどが材料視された模様。デジタルガレージ<4819>が上方修正したこともあり、好業績を期待した買いも入ったようだ。


■後場一時急伸も下落したミクシィ
なお、本日、ボルテージが第2四半期の業績予想を上方修正している。主力の国内における恋愛ドラマアプリの売上が好調で、営業利益予想を5000万円の赤字から2億5000万円の黒字に引き上げた（関連記事）。株価への反応が注目される。


 

銘柄名	コード	現在値	前日比	前日比率
サイバーエージェント	4751	4,540	185	4.25%
クルーズ	2138	5,610	200	3.70%
ガンホー・オンライン・エンターテイメント	3765	702	16	2.33%
ドリコム	3793	286,600	2,900	1.02%
カプコン	9697	1,871	10	0.54%
ＫＬａｂ	3656	859	3	0.35%
モブキャスト	3664	1,227	3	0.25%
ネクソン	3659	925	1	0.11%
バンダイナムコＨＬＤＧＳ	7832	2,157	0	0.00%
ＧＭＯインターネット	9449	1,335	0	0.00%
ディー・エヌ・エー	2432	2,226	-2	-0.09%
グリー	3632	1,081	-1	-0.09%
スクウェア・エニックス・ＨＤ	9684	1,710	-12	-0.70%
エイティング	3785	1,843	-15	-0.81%
セガサミーホールディングス	6460	2,545	-21	-0.82%
コーエーテクモＨＤ	3635	1,204	-13	-1.07%
ボルテージ	3639	1,277	-15	-1.16%
日本一ソフトウェア	3851	863	-11	-1.26%
ケイブ	3760	3,960	-55	-1.37%
ミクシィ	2121	6,570	-120	-1.79%
コナミ	9766	2,367	-44	-1.82%
マーベラスＡＱＬ	7844	742	-15	-1.98%
ｅｎｉｓｈ	3667	2,680	-56	-2.05%
アクセルマーク	3624	804	-17	-2.07%
オルトプラス	3672	2,502	-54	-2.11%
任天堂	7974	13,415	-330	-2.40%
エイチーム	3662	6,560	-190	-2.81%
日本ファルコム	3723	1,038	-31	-2.90%
コロプラ	3668	3,485	-110	-3.06%
アエリア	3758	1,602	-94	-5.54%