オーストラリアの鉱業および探鉱企業「ラテンゴールド」(Latin Gold Limited、以下ラテンゴールド)は、この日(1月23日)、東南アジア、インド、南アフリカなど新興国を中心に登録ユーザー数7000万人以上を保有するモバイル向けSNS会社「mig33」の全株式を取得したことを発表した。取得株式総数は、約7.2億株。「mig33」は、2005年より、東南アジア、インド、南アフリカなど新興国を中心にモバイル向けSNSとして運営。昨年8月(2013年8月)には、エンターテイメントプラットフォームへとサービスリニューアルを行い、β版を公開していた。このリニューアルによって、アンドロイド、WAP、ウェブに対応し、ミニブログ機能、チャット機能、バーチャルギフト機能、ゲーム機能が搭載された。
月間アクティブユーザー数は300万人で、東南アジアとアフリカを中心にユーザー数を着実に伸ばしている。また、ビジネスモデルは、中国の大手SNS会社「Tencent」を参考にしており、バーチャルギフト機能とゲーム機能によって収益を上げている。これらの決済には、プリペイドカードが用いられている。
ラテンゴールドでは、「mig33」との戦略的業務提携と株式取得により、今後益々人口増加するであろう東南アジア、南アフリカを中心とした新興国市場への参入に迅速に対応する、としている。
情報源
Acquisition of mig33 social entertainment platform (Latin Gold Limited 報道資料)
