【3分でわかる】『サウザンドメモリーズ』…リリース直後からランキング上位を獲得した理由を考察

■コンテンツ名：『サウザンドメモリーズ』

■デベロッパー名：Akatsuki Inc.    
■カテゴリ: ゲーム（iOS） / アーケード＆アクション(Android)


基本ループ




【概要】
・RPG
・キャラクターを集めて育成し、クエストの進行と最強のパーティー編成を目指す
・パーティーは最高9体編成
┗クエストは毎回1人「ゲスト」を選択し、最高12体のパーティーでクリアを目指す
・ゲーム内でフレンドを作ることが可能



【ランキング確認】
■Android（12月リリース）
 



■状況
・Android版はリリース1ヶ月で売上ランキングで14位以内にランクインしています。

※iOS版は11下旬にリリース
※Android版は事前登録数が20,000を突破http://gamebiz.jp/?p=125321
※1/10に関西圏でTVCMを放映


【プレイ所感】
基本のプレイ要素はシンプルでわかり易い内容になっている。特に初心者がゲームに入り込むための初心者キャンペーンの充実や、有料通貨のボーナス配布など、ゲームを続けるためのきっかけ作りが多く用意されているように感じた。そのため、プレイ初期にストレスがなく、レアガチャも複数回引けてサクサク進める感じが気持ち良い。

また、世界観やゲーム内での自分のポジションも明確で、クエストを進めることで物語が進むところは特に楽しむことができる。ボイスによる演出なども良く、筆者はクエストを進めたくてプレイしていた。物語が面白いと、それだけでゲームを続けるきっかけになるため、最近のスマホゲームはこういった要素が重要視されたRPG系が増えてきた印象がある。

また、本作は物語だけではなく、バトル時も操作感/爽快感/戦略性など、楽しいと思えるポイントが多々あり、デッキも9枚編成となっており、各キャラクターには「武具」を2つまで装備させることができるため、課金ポイントも多く売上上位も納得の内容となっている。




【マイページ】


※初心者ミッションも実施しております。


【メインコンテンツ】
■冒険
・エリア選択
エリア選択はマップではなく、一覧から選択。
新たなステージに進むと物語が進行し、演出を楽しむことができる。
 
 

一覧からの選択は迷うことがなく分かりやすい仕様。
しかし、進捗感などは感じづらいため、本作の場合はマップ形式の方がより物語にマッチした演出ができるように感じました。


・バトル



各ステージ横スクロールで進行。
キャラクターには3タイプのマークがついており(●、▲、■)、同じマークをリンクする（つなぐ）ことでキャラクターがアクションを起こします（1キャラのみの選択でもアクションは可能）。また、アクションはリンクされた順番で起こしていき、それまでにリンクされた数のプラス補正もかかるため、能力の高いキャラクターは最後にリンクさせると効率のいいアクションができる。また、全てのマークをリンクさせることで、「オールリンクスマッシュ」という全体攻撃を発動する。


操作やルールは簡単ですが、敵にダメージを多く与えるためにはリンク順などを考える必要があり、また画面左上に補給マークが表示されているため、展開を見ながら考える戦略性もあります。誰でもできる簡易さのレベルであり、パズルゲームに近い感覚で楽しむことができます。


■合成/進化
合成…ベースの武具に素材の武具を合成させてベースの武具を強化することができる。
進化…ベースの武具のレベルが最大で、進化に必要な素材を所有している場合、進化させることができる。



進化は素材を所持していないと進化素材が不明な状態となっている(画像右)



【コンテンツ内 集客施策確認】(iOS版を確認)
①    新規獲得
■有効手段：友人招待施策（訴求） アプリ紹介ページ最適化 ユーザーレビュー訴求 等
・友人招待施策の実施。
→招待された側と両方にインセンティブ付与。一定数招待すると更にインセンティブがプラスされます。※マイページにてバナー訴求がされています。

②    継続 
■有効手段：ログインボーナス（デイリー/マンスリー）無料ガチャ等※イベント除く
・ログインボーナスの実施
→ボーナス付与の際に、翌日のボーナスも記載
・初心者キャンペーンの実施

③    呼び戻し
■有効手段：プッシュ通知 等
・プッシュ通知の実施。
→ゲージ回復等、ローカルプッシュのように思われます。

▼iOS版でも友人招待施策を実施しております。



■筆者
壱岐 信人（いきまこと）
国内初のネイティブソーシャルゲームに特化した集客スタジオ、株式会社AppBroadCastネイティブアプリマネージャー。スマホゲームメディア『ゲームギフト』副編集長。エンタメ業界を中心に様々なWebサービスのディレクションを経験。現在はプレイアビリティ分析を通じたアプローチから、ゲーム集客支援を手掛ける
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