
第2位は、『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』のリリースに関する記事だった。スクウェア・エニックスの強力IP『ドラゴンクエストモンスターズ』と、ソーシャルゲームを知り尽くしたCygamesの強力タッグで、売上ランキングで早くも2位に入るなど非常に好調なスタートを見せている。今後、本格的なプロモーションを行った時、どこまで伸びるのか、大変興味あるところ。ある証券会社のレポートでは、Android版『ドラゴンクエストモンスターズWANTED!』くらいの売上を想定していたフシがあるが、それを大きく上回るスタートとなっている模様。スクウェア・エニックスとサイバーエージェントの決算発表が注目される。
第3位は、『パズル&ドラゴンズ』と『ハローキティワールド』のコラボに関する続報だった。この週は、『パズドラ』関連のプレスリリースの配信が多く、1月23日に実施した大型アップデートに関する記事(12位)もランクイン。これ以外にも、「2200万&2300万ダウンロード突破記念キャンペーン」を開催する旨の記事も掲載されている。
またバンダイナムコホールディングスがDeNAとの合弁会社BNDeNAを3月末で解散するとの発表も21日にあった。この記事は、7位に入った。記事でも触れているように、収益的には厳しい状況にあったが、関係者によると、両社にとっての収穫は決して小さくなかったとのこと。DeNAにとってはコンソールゲーム会社の開発手法や考え方が学習できた一方、バンダイナムコゲームスにとってもDeNAの運用手法やノウハウを修得する機会になった、と聞いている。さて、DeNAだが、スマートフォンアプリについては試行錯誤が続いていたように見受けられるが、新作『三国志ロワイヤル』など徐々に良い結果が出てきている(関連記事)。今後、アプリマーケットにおける存在感を高めてくる可能性は十分あるとみている。
このほか、いよいよ決算発表シーズンが本格化する。ベクターが第3四半期の決算を発表したが、1月29日のコロプラ、任天堂から本格的な決算発表ラッシュとなる。2月中旬まで続くが、当サイトとしても前回と同じく、可能な限り、決算説明会の模様をお伝えしていきたい。(編集長)