スクエニ株が連日のS高、iOS版『ドラクエモンスターズ スーパーライト』が売上2位に浮上！

1月27日午前の東京株式市場で、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>株に買い注文が殺到し、取引制限値幅の上限（ストップ高）である前日比500円高の2581円で売買が成立しないまま推移した。スクウェア・エニックスが1月23日にリリースしたスマホ向けゲーム『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』の売上が急速に立ち上がっており、市場関係者の期待を高めている。

前週末24日はリリースからわずか1日後にも関わらず、App Storeで売上ランキングトップ10内に上昇、株価もストップ高で終えた。25日には『パズル&ドラゴンズ』に次ぐ2位に上昇（関連記事）、AppStoreと比べて対象期間が長く売上ランキングへの反映に時間があるとされるGoogle Playでも売上ランキング44位まで上昇しており（関連記事）、株式市場の業績期待を高める内容となっている。

なお、スクエニHD株には、午前の取引終了時点で、売り注文の4倍程度の買い注文が入っていた。

一方、開発を手掛けたCygamesを傘下に抱えるサイバーエージェント<4751>の株価は4％安。スクウェア・エニックスHDと比べればCygamesへの収益配分は限られるとの見方が出ている。