ファンコミ、2013年12月期は営業益81.5%と大幅増…NEND中心に広告サービスが伸長。今期も34.5%増益予想

ファンコミュニケーションズ<2461>は、本日(2月7日)、2013年12月期の連結決算を発表し、営業利益が前期比81.5%増と大幅な増益を達成した。スマートフォン向けアドネットワーク「NEND」を中心に広告サービスの売上が好調に推移したことが主な要因だった。

同社の発表した決算は、売上高227億2100万円(前年同期比56.9%増)、営業利益40億7500万円(同81.5%増)、経常利益41億2600万円(同79.1%増)、当期純利益25億6300万円(同56.3%増)だった。





セグメント別の状況は以下のとおり。

(1)パソコン向けアフィリエイト広告サービスは、売上高108億0600万円(同28.6%増)、営業利益28億8100万円(同28.7%増)だった。アフィリエイト広告サービス「エーハチネット」で各種キャンペーンや広告主に向けて費用対効果を高めるコンサルティング活動を行ったことが奏功した。


(2)モバイル向けアフィリエイト広告サービスは、売上高109億3600万円(同119.4%増)、営業利益20億3100万円(同159.3%増)スマートフォン向け広告サービス「ネンド」の売上が順調に推移した。


(3)自社媒体事業は、売上高4億9500万円(同12.2%増)、営業損益2000万円の赤字(前期は9600万円の赤字)だった。広告収入を収益モデルとした自社媒体の運営を行った。子会社ミートラボの連結対象期間の相違により売上が増加した。原価率の改善にも取り組んだ。






■2014年12月期の見通し

2014年12月期は、売上高303億円(前期比33.4%増)、営業利益55億円(同34.9%増)、経常利益55億5000万円(同34.5%増)、当期純利益34億5000万円(同34.6%増)を見込む。


株式会社ファンコミュニケーションズ
http://www.fancs.com/

会社情報

会社名
株式会社ファンコミュニケーションズ
設立
1999年10月
代表者
代表取締役社長 二宮 幸司
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
2461
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