Happy Elementsの『メルクストーリア』が香港で売上トップ20位入り!日本語対応だけなのに何故…新井社長からのコメントを掲載

日本で急速に売上が立ち上がり話題となったHappy Elementsの新作ラインストラテジーRPG『メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -』が、アジア圏でも人気が出始めている。App Annieのデータによると、2月初めにリリースしたAndroid版は香港のGoogle Play売上ランキング(ゲームカテゴリー)で一時14位まで上昇し、その後20位前後で安定的に推移。台湾でも最高33位まで上昇し、50位前後で推移している。

日本語対応のみで、日本以外でプロモーションを実施していないことを考慮すると、驚くべき推移だ。
 

本作は、フレンドとリアルタイムに協力しながらクエストを攻略できる「リアルタイム協力クエスト」などを搭載したタワーディフェンスゲームで、事前登録段階で6万人を集めるなど注目度が高かった。物語性やバトル中にチビキャラがわらわら動くアニメーションなどが評価されているもよう。日本国内でもApp Storeで15位、Google Playで18位と売上ランキング上位の一角を獲得している。

香港と台湾のiOS版はリリースして間もないため、売上はまだ100位前後の推移となっている。こちらの今後の推移も注目したい。

なお、香港・台湾市場での売上ランキング上昇について、Happy Elements社の代表取締役CEO(最高経営責任者)・新井元基氏に要因などをメールで伺った。現時点で日本語のみの対応にも関わらず、アジアでダウンロード・課金が行われていることに、新井氏自身も驚きを示していた。新井氏のコメントは以下の通り。

 

■Happy Elements 代表取締役・新井元基氏 コメント

 

――『メルクストーリア』はどの点がユーザーから評価されているとお考えですか。

見た目とは裏腹に骨太なライン型ストラテジーゲームになっている点と、かわいいキャラクターを評価いただいているのではないかと考えております。とことん追求した「ゲームの面白さ」と、当社が強みとしている「イラストレーション」でユーザの皆様から反響をいただけることを本当にうれしく思っております。

 

――アジアではどのようなプロモーションを実施されたのですか。

日本以外ではプロモーションは全く実施しておりませんし、そもそも現状日本語のみの対応ですので、台湾や香港でダウンロードや課金がされていることは全く予想外で非常に驚いております。

台湾では当社親会社がFacebookアプリやスマートフォンアプリでヒットタイトルを運営しており、当社でも数ヶ月前から『マジョカ†マジョルナ』の中国繁体語版『我の魔女大人』を運営しておりますが、それらのユーザの皆様にHappy Elementsの新作であるということで興味を持っていただいたのかなと想像しております。

 

――メルクストーリアの今後の展開や方針について。

サーバの高負荷等でご迷惑をおかけすることのないよう運用体制を強化していくとともに、ギルドバトルの解禁やイベントの実施、続きのクエストの開放などを順次行って参ります。また、少し先になるかもしれませんが、中国語など日本語以外の対応も進めていきたいと考えております。



■『メルクストーリア - 癒術士と鈴のしらべ -』

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