IDCフロンティア、人気アプリのサーバー構成と運用ノウハウをパッケージ化したサービスを提供

IDCフロンティアは2月25日、人気アプリのサーバー構成や運用ノウハウに基づき、最適なインフラ構築と運用監視サービスを総合的に提供するサービス「ハイパフォーマンスデザインパック」を発表した。ゲームやコマースといった高負荷のサービス向けに特化したインフラ環境パッケージとなる。

同社が預かるランキング上位の人気アプリのインフラ構築・運用経験をもとに、高負荷のサービスに最適なインフラ構成と運用監視をデザインし、テンプレート化・パッケージ化して提供する。ミドルウェアの処理性能を約50~70%高めたサーバーと、構成に応じた監視や高負荷時の運用などがあらかじめデザインされており、専門の知識がなくとも高負荷に耐えうるサイトを容易に構築できるほか、運用や監視も任せることが可能とのこと。

同社は、IDCフロンティアの「ハイパフォーマンスデザインパック」を活用すれば、インターネットで提供されるゲーム、コマース、検索、ニュースサイトや、キャンペーン などの広告連動サイトなど短時間での大量アクセスやデータベース処理が要求されるサービスにおいて、容易に高負荷に耐えるサイトを構築できる、としている。

以下が、「ハイパフォーマンスデザインパック」の特徴とのこと。

・ランキング上位の人気アプリで利用実績の高いオープンソースのミドルウェアを採用
・スケールしやすく負荷に強いインフラデザイン
・高速なNginx(エンジンエックス)でトラフィックを処理し、MHA for MySQLで高可用性を実現
・サーバーチューニングにより同環境比70%増でのサイトページビューの処理が可能
・アクセス集中をさばく高度運用やモニタリングもデザイン化し利用者側での運用が不要
 


▼オープンソースのミドルウェアのチューニング結果(上)と、
「ハイパフォーマンスデザインパック」の標準構成(下)