【ゲーム株概況】クルーズ株が7日間で2倍に…売買代金も国内首位、『ACR DRIFT』への期待続く ミクシィは投資判断引き上げ

2月26日の東京株式市場ではクルーズ<2138>の上昇が続き、株価は直近7日間で2倍に膨らんだ。一部証券会社が投資判断を引き上げたミクシィ<2121>も上げた。もっとも全体相場が伸び悩んだため、全般に利益確定売りが優勢だった。

クルーズは新作レーシングゲーム『ACR DRIFT』への期待感が続いている。終値は前日比620円(9.7%)高の7000円で、一時は取引制限値幅の上限(ストップ高)まで上げる場面があった。株価は上場以来の最高値圏で推移している。

直近安値をつけた2月17日終値(3515円)から7営業日で株価は2倍になった。さすがに高値警戒感から売りも出て、売買が交錯。きょう1日の売買代金は1029億円と、国内で最大に膨らんだ。

ミクシィは2.8%高で取引を終えた。三菱UFJモルガン・スタンレー証券のアナリストが新作ネイティブアプリゲーム『モンスターストライク』について、「3月のテレビ広告の効果」による業績貢献などを考慮し、投資判断を3段階中で最上位の「アウトパフォーム」に引き上げており、買いを誘った。


以下、26日の主なゲーム企業の株価と騰落(単位は円)。
銘柄名 証券コード 終値 前日比 前日比率
クルーズ 2138 7,000 620 9.72%
ミクシィ 2121 6,280 170 2.78%
任天堂 7974 13,000 275 2.16%
アクセルマーク 3624 722 6 0.84%
ボルテージ 3639 1,694 8 0.47%
コロプラ 3668 2,927 11 0.38%
マーベラスAQL 7844 717 2 0.28%
enish 3667 2,214 6 0.27%
コナミ 9766 2,595 4 0.15%
アエリア 3758 1,700 0 0.00%
KLab 3656 717 -1 -0.14%
スクウェア・エニックスHD 9684 2,363 -7 -0.30%
セガサミーHD 6460 2,455 -8 -0.32%
モブキャスト 3664 1,011 -4 -0.39%
GMOインターネット 9449 1,163 -10 -0.85%
日本ファルコム 3723 916 -14 -1.51%
コーエーテクモHD 3635 1,221 -21 -1.69%
エイティング 3785 1,351 -24 -1.75%
ディー・エヌ・エー 2432 2,170 -41 -1.85%
バンダイナムコHD 7832 2,338 -56 -2.34%
ガンホー 3765 650 -16 -2.40%
カプコン 9697 1,988 -53 -2.60%
ネクソン 3659 898 -24 -2.60%
日本一ソフトウェア 3851 790 -23 -2.83%
ドリコム 3793 258,600 -7,600 -2.85%
サイバーエージェント 4751 4,485 -135 -2.92%
グリー 3632 1,142 -35 -2.97%
オルトプラス 3672 1,995 -62 -3.01%
エイチーム 3662 7,300 -370 -4.82%
ケイブ 3760 2,410 -125 -4.93%
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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