DeNA、世界で活躍する日本人車いすバスケットボールプレーヤーの香西宏昭選手とスポンサー契約を締結

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は2月27日、世界で活躍する日本人プロ車いすバスケットボールプレーヤーの香西宏昭(こうざい・ひろあき)選手とスポンサー契約を締結したと発表した。DeNAは香西選手のオフィシャルパートナーとなる。

DeNAによれば、香西選手は、2008年北京パラリンピック、2012年ロンドンパラリンピックに日本代表として出場し、米国留学時代の2012年、2013年には2年連続で全米大学車いすバスケットボール選手権のMVP(最優秀選手賞)を受賞したという。2013年9月には日本人として初めてドイツのスポーツクラブ「ハンブルガーSV」傘下の車いすバスケットボールチーム「BGバスケッツ・ハンブルク」に加入し、現在ドイツの車いすバスケットボールブンデスリーガ(連邦リーグ)で活動中とのこと。2016年のリオデジャネイロパラリンピック、2020年の東京パラリンピックでも活躍が期待されている。

1999年の創業時より常に成長志向を持ち、新しい事業領域に挑戦し続けてたDeNAは、成長への意欲を忘れず、欧州の強豪チームで挑戦を続ける香西選手の姿勢に共感し、オフィシャルパートナーとしてサポートすることとなったと説明している。

今後DeNAは、プロ野球チームの横浜DeNAベイスターズ、陸上チームのDeNA Running Clubに次ぐDeNAスポーツファミリーの新たなメンバーとして、香西選手の成長を支援していく。
 

■香西宏昭 プロフィール

1988年7月14日生まれ、千葉県出身。先天性両下肢欠損(膝上)。12歳の時から車いすバスケットボールを、名門チーム「千葉ホークス」で始める。同年、第一回札幌キャンプ2001に参加し、講師として来日した元イリノイ大学車いす
バスケットボール部ヘッドコーチであったマイク・フログリーと出会う。「10年後が楽しみで賞」を受賞。その10年のうち最初の6年間は日本で活躍。

内閣総理大臣杯争奪日本選手権を2005年から2007年に3連覇を経験。2006、2007年にはMVPを受賞。高校卒業後に2年半英語の勉強をし、2010年1月に晴れて米国イリノイ大学へ編入。同年、全米大学選手権優勝。2011、2012年準優勝。2013年4位入賞。2012年、2013年には2年連続シーズンMVPを受賞。また、キャプテンとしてチームを支える立場を経験した。

2005年U-23日本代表としてジュニア世界選手権に出場。銀メダルを獲得し、オールスター5賞受賞。2006年世界選手権代表 7位入賞。2008年北京パラリンピック日本代表 7位入賞。2012年ロンドンパラリンピック日本代表 9位。

2013年8月にイリノイ大学を卒業し、9月からはドイツ・ハンブルガーSV傘下のBGバスケッツ・ハンブルクで、プロ選手としてのキャリアをスタート。現在、欧州での活動を続けながら、2014年の世界選手権、2016年のリオデジャネイロパラリンピック出場に向けてトレーニングを続ける。

 
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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