エネシフゲーム製作プロジェクト、スマホ向けシリアスゲーム『エネシフゲーム・インタビューズ』を発表…テーマは3.11以降のエネルギー問題

ダイスクリエイティブの小関昭彦社長が代表を務める非営利任意団体エネシフゲーム製作プロジェクトは、スマートフォン・タブレット向けテキストアドベンチャーゲーム『エネシフゲーム・インタビューズ』を、iOS版・Android版ともに3月11日頃リリース予定だと発表した。実際の社会問題解決を促す「シリアスゲーム」となり、無料で課金要素はない。

『エネシフゲーム・インタビューズ』は3.11(2011年3月11日に発生した東日本大震災)以降のエネルギー問題をゲームで考えることができる作品という。ユーザーは新人記者となり、先輩の女性記者と共にエネルギー問題に関わる取材対象者にインタビューをしていく。

衆議院議員・河野太郎氏や歌手・加藤登紀子氏ら、取材対象者は原発推進派や御用学者と言われてマスコミをにぎわした人物から著名な政治家などまで、全員が実名で登場する。ゲームでは特定の立場に寄ることなく、中立の立場でインタビューを提供し、さまざまな立場から語られるインタビューを通してユーザー自身がエネルギー問題を考えられるようになっているという。

一般人から出資を募るクラウドファウンディング形式でゲームの製作資金を調達。製作スタッフは「クリムゾンドラゴン」(XboxOne)、「パンツァードラグーン」シリーズ(セガ)を手がけた二木幸生氏(グランディング)、「バーチャファイター」(セガ)、「アナグラのうた」(日本科学未来館)などに楽曲提供している中村隆之氏(ブレインストーム)ら、一流のプロがプロボノ(専門家による社会貢献)で参加しているとのこと。



<スクリーンショット>
▲登場するインタビュー取材先

(上段左から敬称略)
齊藤 純夫(ウィンドコネクト株式会社代表取締役)
金子 勝(慶應義塾大学経済学部教授)
三木 浩(サステナジー株式会社取締役)
高木 直行(東京都市大学原子力安全工学科教授)
(下段左から敬称略)
奈良林 直(北海道大学大学院工学研究院教授)
加藤 登紀子(歌手)
澤田 哲生(東京工業大学助教工学博士)
河野 太郎(衆議院議員)



▲主人公とヒロイン(先輩記者)



▲実際のゲーム画面(左:加藤登紀子氏編 右:河野太郎氏編)


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