モブキャスト、プラットフォーム「mobcast」をリニューアル…新概念「SVS」を核に“負けず嫌いの30代男性”をターゲットへ


モブキャスト<3664>は、同社のモバイルゲームプラットフォーム「mobcast」において、主力事業であるスポーツに特化したプラットフォームサービスを刷新し、「30代を中心とした負けず嫌いな男性」をメインターゲットに、独自概念「SVS(Social Victory Space)」に沿ったコミュニケーションサービスを展開するため、大幅なリニューアルを実施すると発表した。

新概念「SVS」とは、負けず嫌いな男性が、ゲームに勝って、ライバルに「褒められたい」「尊敬されたい」といった欲求に直接的に応えるゲームや、コミュニティを提供する「mobcast」独自のコンセプトという。「SVS」が有機的にゲームとソーシャルサービスを1つの概念につなげることにより、プラットフォームというシステム的な限界を超えた、これまでにない価値あるサービスが提供されるようだ。

これらのサービスは、先ず同社ゲームタイトルで実施、検証した上で、今後、パートナーのゲームタイトルをはじめ、プラットフォーム上の全てのサービスに展開予定。なお、SVSについて分かりやすく説明した特設サイトを「mobcast」内にて公開中だ。

「mobcast」

【QRコード】


 

■「SVS」の主な特徴とサービス開始日(リリースより抜粋)


■1.ソーシャルグラフからライバルグラフへ
サービス開始日:本日、2014年3月12日(水)~順次開始予定
ソーシャルネットワークにおいて重要である参加者同士の関係はソーシャルグラフとして提供されていますが、ユーザー同士の結びつきにゲームを介在させ、よりゲームの勝敗に則した人間関係に変化させていくという、mobcastが提唱する新しい概念こそが、「ライバルグラフ」です。そこでは、単なる友達というつながりでなく、ゲーム内でどのくらい強いか?過去の対戦成績は?といったライバルを図る様々なコンテンツが提供されます。


【図①】

▲クモの巣状の人間関係のつながりをベースにしたソーシャルグラフ

【図②】

▲ゲームのプレイヤー関係(ヒエラルキー)をベースにしたライバルグラフ


■2.勝負資産を中心としたコミュニケーションサービス
サービス開始日:本日、2014年3月25日(火)~順次開始予定
すべてのゲームにおけるユーザーの勝敗やゲーム成績といった膨大な情報を一元的に集約・管理し、「戦歴・トロフィールーム」や「ランキング機能」といったユーザーが競い合う為の蓄積要素となるような「勝負資産」を体系的に整備してまいります。

これは一般的なSNSで提供されている達成管理(アチーブメント機能)とは異なり、これまで単にゲームと連携したソーシャルネットワークだった場に、「ライバルと競い合う」「ライバルと褒め合う」というゲーミフィケーションの要素が入り込んだものです。また、ゲーム内でのユーザー表彰や、イベント実施の簡易化にも役立つほか、mobcast上のゲームを横断的に利用する、勝ち負けにこだわるユーザーに向けた、さらなる達成感を満たす総合的な演出機能として期待されます。
 

 


■3.SVSの究極的な形としてのmobcastグローバルカップ
サービス開始日:2014年4月1日~ 第二回日韓戦
2014年6月~ 世界大会

「mobcastグローバルカップ」とは、単に他のユーザーにゲームで勝つという次元から、世界大会というゲームを通じて、自分が所属する地域・社会・国家・民族の代表として競い合う、負けず嫌いの究極的な勝負の場です。mobcastが誇る人気モバイルオンラインサッカーゲーム「モバサカ」では、4月に日本と韓国のユーザーが対決する第二回MGC日韓戦を開催。またMGC(mobcastグローバルカップ)世界大会が25か国で、6月に予定されております。

【MGC日韓戦参考画像】
 

「mobcast」では、サッカータイトルを中心に、世界大会の開催を通じて、人と人の繋がり、競い合うことの楽しさ、歓びを分かち合える価値を全世界に向けて提供します。

さらに、従来のWEBブラウザーを中心としたプラットフォーム戦略を刷新し、利用者が国内外で急拡大するスマートフォンのネイティブアプリにも対応したサービスを展開することで、世界最大のゲームコミュニケーションプラットフォームにしていくことを目指します。すでにWEBブラウザーベースで、490万人のユーザーにご利用頂いておりますが、今後は早期の段階で、利用者1000万人、中期的に全世界で、1億人の利用者獲得を目指します。
株式会社モブキャストホールディングス
https://mobcast.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社モブキャストホールディングス
設立
2004年3月
代表者
代表取締役CEO 藪 考樹
決算期
12月
直近業績
売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3664
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