ゲームロフトの2013年の決算は2ケタの増収・営業増益…スマートフォン・タブレット端末向けのゲームの好調で

ゲームロフトは、本日(3月27日)、2013年通期の決算発表を行い、売上高が2億3330万ユーロ(328億円、前期比12%増)、売上総利益が1億9280万ユーロ(271億円、同10%増)、営業利益が2360万ユーロ(同33億円、39%増)、当期純利益が750万ユーロ(10億円、同19%減)だった。

 


同社では、スマートフォン・タブレット端末向けゲームの売り上げが36%伸びたことが主な要因。バーチャルアイテムと広告売上高が伸びたという。フリーミアムモデルの採用に伴い、ユーザー数が大きく伸び、1億6000万人がスマートフォンやタブレット端末からゲームロフトのゲームに接続しているとのこと。後に触れるようにデイリーアクティブユーザーが2000万人を突破しているとのこと。

地域別では、欧州・中東・アフリカが売上高全体の32パーセント、北米が28パーセント、中南米が21%、そしてアジア太平洋地域が19パーセントを占めたという。

また費用面では、研究開発や販売・マーケティング、管理費用の伸びが抑えられたことが営業増益につながった。純利益はマイナスとなったが、これは税金費用が前期の500万ユーロから850万ユーロに増えたことによる。



■アレクサンドル・ド・ロシュフォール氏(ゲームロフト CFO)のコメント
「堅実な売上増加と安定した従業員数、そして効率的なコスト管理は、ゲームロフト社に前年比 39%増となる2,840 万ユーロに達した当期営業利益の著しい成長をもたらしています。」 





■2014年の展望(リリースからの抜粋)

-App Annie Index によると、ゲームロフト社は平成 25 年度のスマートフォン・タブレット端末におけるゲームのダウンロード数により、世界第二位のゲームパブリッシャーとして位置付けられています。今日までに、ゲームロフト社は 2,000 万人のデイリーアクティブユーザーを抱え、当社のフリーミアムゲームはスマートフォン・タブレット端末で 10 億回以上ダウンロードされています。当社はモバイルゲーム市場の柱として、マーケットの活性化に貢献しています。加えて、直近に配信した 2 つの大型ゲームタイトル『怪盗グルーのミニオンラッシュ』と『アスファルト8:Airborne』の大きな成功により、当社が激しい競争下においても世界的ヒットを生み出すことの出来る体制を保持することを強くアピールすることができました。

当社は現在、毎年約 15 のハイクオリティーゲームをスマートフォン向けにリリースし、20 以上のゲームサービスをサポートできる社内開発能力を確保しています。これらのゲームは 15 の異なる言語、スマートフォン 4,000 機種に対応しています。 


■ミシェル・ギユモ氏(ゲームロフト社 CEO)のコメント
「私どもの知る限り、モバイルゲーム業界において開発・配信力でもゲームラインナップでも、弊社に肩を並べる存在はありません。」 




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会社情報

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ゲームロフト
設立
1999年12月
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