【イベント】保志総一朗「芋けんぴ、髪についてたよ!」…鳥海浩輔、小野友樹、杉山紀彰ら豪華声優陣が登壇した『ボーイフレンド(仮)』初のファン向けイベントは大盛り上がりに!



サイバーエージェント<4751>は、2014年4月6日(日)に秋葉原のAKIBA SQUAREで、学園恋愛カードゲーム『ボーイフレンド(仮)』の豪華声優たちが出演する初のファン向けイベント、「ボーイフレンド(仮)無料公開イベント第一弾~藤城学園 春のオリエンテーション~@秋葉原」を開催した。

イベント当日は、本作にキャラクターボイスとして出演している小野友樹さん、杉山紀彰さん、鳥海浩輔さん、保志総一朗さんといった4名の豪華声優が登場し、同作のシチュエーション劇を展開したほか、出演者のサイン入りポスターが当たる大じゃんけん大会などを実施。

本稿では、季節はずれの寒風吹き荒れるなかにも関わらず、会場が黄色い声援に溢れたイベント模様をお届け。

 

■そもそも『ボーイフレンド(仮)』とは


本作は、高校を舞台に様々な個性をもつ男の子たちとの出会いを楽しみながら本命の彼をみつける学園恋愛カードゲーム。総勢30名以上の豪華声優陣が出演し、ゲームのあらゆる場面で男の子の声を聴きながらゲームを進めることができる。
 
また、人気のイラストレーター潤宮るかさんがキャラクターデザイン原案を担当しており、幅広い年齢層の個性豊かな登場人物のイラストも楽しめる。

プレイヤーは、様々な男の子のカードを手に入れたり、学園へ「登校」することで好感度(レベル)を上げながら、他のライバルとのバトル「カレ自慢」を通して、ゲームを有利に進めるポイントを獲得したり、男の子の秘蔵写真を集めていく。

カードには、ストーリーモードを搭載しており、カードを進化させるごとに、本命の男の子との関係が深まり、限定のストーリーが登場するほか、限定のボイスを入手できる。
 
 

 
 
 

■寒風吹き荒れるなか、開場前から大勢の女性たちが


当日AKIBA SQUAREには、朝方から生憎の雨に見舞われたにも関わらず、なんと700名以上にも及ぶ『ボーイフレンド(仮)』ファンが集まった。なお、本イベントは先着順であったため、入場整理券を求めて、早い人は朝6時ぐらいから並んでいたようだ。そして、今回のイベントMCには、ニッポン放送の吉田尚記さんが担当。アニメイベントのMCでお馴染みの吉田さんは、開幕から「弄ばれるなら鳥海浩輔さん、弄ぶなら杉山紀彰さん!」と、ユニークなつかみで会場を沸かせた。

ここでゲストとして、本作の出演声優陣である「大人の色気漂う保健室の先生」・若桜郁人役の鳥海浩輔さん、「勝気で生意気なギタリストの彼」・新海凛十役の小野友樹さん、「謙虚で控えめな自然科学部の彼」・白川基役の杉山紀彰さん、「美術部所属の明るいムードメーカーの彼」・廣瀬櫂役の保志総一朗さんが登壇。次々と声優陣が登壇すると会場のボルテージは最高潮に。割れんばかりの黄色い声援が会場中に響いた。
 

▲左から鳥海浩輔さん、小野友樹さん、杉山紀彰さん、保志総一朗さん


ゲスト登壇後は、それぞれ自身が演じるキャラクターを解説するコーナーに。はじめに鳥海さんが演じる若桜について。じつはこのキャラクターは、ほかの男子生徒とは異なり、保健室の“先生”としてプレイヤーの前に登場する。そして、自身のキャラクターについて聞かれた鳥海さんは、「保健室ってあんまり行かなかったからねぇ……。高校のとき部活も入っていなくて、ぼんやり過ごしてたなぁ」と、キャラクターとは正反対の一面を覗かせた。

また、キャラクターが醸し出す独特の色っぽさを演じるコツを聞かれた際には、「いや、特に(笑)。台本に忠実に演じています。」とコメントしたものの、若桜のキャラクター設定のなかで“特に魅力のある設定”を聞かれた際には、「じつはマイペース。すごい気を配ったりするように見えるんだけどね」と言葉を添えた。
 
 
▲「大人の色気漂う保健室の先生」・若桜郁人役の鳥海浩輔さん(写真右)


続いて小野さんが演じる新海凛十について。しかし、キャラクター紹介を振る前に、MCの吉田さんが思わず「本当に失礼なこと言いますが、横に立っているポップのキャラクターのイメージの差!」と、誰もが気にしているようなことをズバっと言い放ち、会場を大爆笑に包んだ。小野さんも笑いながらポーズを決めて、「太さが2倍くらい違う(笑)。まあ僕には無い部分を引っ張りだして演じています!」と切り替えした。そして、キャラクターと共感するところを聞かれた際には、「ひとつだけ共感するところがあって、エビとカニが好きなんだけど、自分でむいたりするのは嫌うところ(笑)」と、なんともマニアックなキャラクター設定と自身を重ね合わせてコメントした。
 
 
▲「勝気で生意気なギタリストの彼」・新海凛十役の小野友樹さん(写真右)


杉山さんが演じる白川基は、真面目でおとなしい自然科学部所属の高校2年生。すると杉山さんは、「自然科学部って何をするところなんでしょう。純粋に気になったんですけど…」と疑問を投げたところ、すかさず鳥海さんが「自然を科学するところなんじゃないですか」と、最もらしいことを言ったようだが、意味不明なコメントを繰り出し会場の笑いを誘った。MCの吉田さんからは、理系のキャラクターであることも触れられると、杉山さんは「高校時代は硬式テニス部だったんです。ただ、グランドが狭すぎて、ほとんど素振りだけでした」と意外にも体育会系な一面を覗かせた。
 
▲「謙虚で控えめな自然科学部の彼」・白川基役の杉山紀彰さん(写真右)


「人類のなかで一番真面目なのが杉山紀彰さんだとするならば、大人のなかで一番かわいいのは保志さんです」と、MC吉田さんの私欲たっぷりの振りで保志さんを紹介すると、これまた会場は割れんばかりの黄色い声援に包まれた。さらに立て続けで「保志さんみたいな息子が欲しい!」とMC吉田さんの掛け合いに対して、「じゃあ、ぜひパパに…(笑)」と切り返すと、これまた大歓声に。ということで美術部所属の明るいムードメーカー・廣瀬櫂の印象を聞かれた保志さんは、「こうなりたい。いやぁ青春を取り戻したいです。というのも今回登壇したメンバーのほとんどが40代じゃないですか」としみじみと語った。

しかし、演じる際に気を配ったこととして「キャラクターの設定が非常に細やかなんです。結果、もう“可愛くやるしかなかった”。だから本能の赴くままに演じています」とコメント。そして、驚くべきことに保志さんは、「じつは僕、学生時代は自然科学部に所属していました」と、周囲を驚かせつつも、これまた知られざる保志さんの一面が垣間見れた瞬間だった。
 
 
▲「美術部所属の明るいムードメーカーの彼」・廣瀬櫂役の保志総一朗さん(写真右)
 
 

■彼たちの日常を垣間見れる妄想全開のプログラム内容


さて、続いてのプログラムは、せっかく4人の声優陣が集まっていることもあり、ゲーム内では決して見ることのできない『ボーイフレンド(仮)』スピンオフショートストーリーが行われた。そもそも『ボーイフレンド(仮)』は、基本的にプレイヤーが男性たちと会話するゲームのため、登場する男性キャラクター同士による掛け合いというものが、非常に少ないものだ。

言わば、このスピンオフショートストーリーでは、普段絡みのないキャラクターたちのセリフや掛け合いをたくさん聞けるコーナーとなっている。もちろん脚本はイベント用に描き下ろし。その脚本の内容は、若桜郁人が帰宅準備をしている放課後の保健室を舞台に、今回登壇した声優陣が演じる3人の男子生徒が次々と保健室に訪れるという設定。さらに、それぞれのキャラクターには、訪れた来場者(主人公もといプレイヤー)に向けた甘い言葉を囁くシーンなども加わっており、豪華声優陣による“生ボイス”に会場全体が酔いしれた。

 

そして次のコーナーの「あなたの夢を叶えます!妄想学園生活☆」では、Twitterで募った、出演声優(カレたち)にとあるシチュエーションで言ってもらいたいセリフを、この会場で言ってもらうという夢のような内容。そのお題とは、「入学式早々遅刻してしまったあなた。急いでいて彼とぶつかってしまい尻餅をついてしまう。そんなあなたを見ながら一言」というもの。それぞれTwitterで寄せられた言葉のなかから、実際に2作品を選出し、下記の通り披露してくれた。

■若桜郁人(鳥海浩輔さん)
(1)「大丈夫? ほら、俺につかまって。連れて行ってあげるよ。保健室に。俺は養護教諭だから治療したあとで、ふたりきりの入学式を……しようか?」

(2)「あぁ、大丈夫だった? 君は危なっかしいんだね。君が心配だから教室まで案内しようか。それとも……保健室のほうが、いいのかな?」
 
 


■新海凛十(小野友樹さん)
(1)「お、あっぶねーな。おイ。こんなすっ転んで。ほら…手ぇ貸せよ。……お、アンタ藤城(学園)のやつか? へぇ。……来年入学してやるからな。待ってろよな。」(※新海凛十は年下なので中学3年生という設定)

(2)「おおっと! お…おぃ……お、お、おまえ……パンツ見えてんぞ?」

 


■白川基(杉山紀彰さん)
(1)「わッ! あ、すみません。ケガ…してませんか? 立てますか? ……あぁ! すみません、つい見とれてしまって。一緒のクラスだと良いですね…。あッ遅刻してしまいますね。急ぎましょう。」

(2)「あっててててぇ……。あ、だだだ大丈夫ですか? え? 僕ですか? 僕は大丈夫です。少し尻餅をついただけですから。……お優しいんですね。あぁ、いえ、なんでもありません。……あの、あなたさえよければ、お名前を聞かせていただいてもいいですか?」
 
 


■廣瀬櫂(保志総一朗さん)
(1)「ビックリしたー。お前も遅刻仲間か? ほら、手出せよ。よいっ…しょっと。あ? いまもしかしてお前、俺に惚れちゃった? え、違う?? そんな照れなくてもー。えぇ、あぁ、そう……。」

(2)「おっと! ……ん? 芋けんぴ、髪についてたぞ!」
 
 


と、怒涛の2連続の保健室に加えて、まさかのネタ投下など、各々ユニークかつ魅力的なセリフで会場を盛り上げた。もっと甘いセリフを耳にしたい方は、それこそゲームのなかで体験してみるといい。

そして、イベントの最後には、今回の登壇声優陣による直筆サイン入りポスターを賭けた「大じゃんけん大会」が行われた。直筆サインは、イベント中に各々その場でサインを書いてもらい、さらにポスターも紙質や大きさなどが桁違いの豪華仕様となっていた。見事、じゃんけんに勝利したひとりが手にした。

最後の登壇声優陣によるコメントでは、みなそれぞれが口を揃えて「またイベントが出来るように、『ボーイフレンド(仮)』を盛り上げていきたい」とコメントして幕を閉じた。

■イベント模様
ニコニコ生放送(※タイムライン)
 


2013年12月13日のサービス提供開始から11日間で会員数20万人を突破し、「Ameba」のスマートフォン向けゲームとしては最速での会員増となり話題を集めた『ボーイフレンド(仮)』。現在は、会員数80万人を突破しており、今後は姉弟作でもある『ガールフレンド(仮)』のように、テレビCMのタイミング次第ではさらなる勢いをつけていくことだろう。
 
そういう意味でも今回の初のファン向けイベントに関しては、サービス開始からわずか4ヶ月ほどに加えて、大々的なプロモーション活動をしていないにも関わらず、多くの来場者を集めたことには驚きだ。もちろん声優陣のネームバリューも手伝ってはいるが、純粋にキャラクターや世界観にも広がりを見せていることが伺わせている。これからは、メディアミックス展開にも期待が持てそうだ。
 

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株式会社サイバーエージェント
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会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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