クリエイターズマッチ、ニッセイ・キャピタルから1.92億円を調達…広告制作業務の管理ツール『ADFlow』を運営

広告制作に特化した業務管理プラットフォーム『ADFlow』を運営するクリエイターズマッチは4月21日、ニッセイ・キャピタルが運営する投資事業有限責任組合を引受先とした第三者割当増資で、1.92億円を調達したと発表した。

調達した資金で、人材の採用やサービス拡充、マーケティングによる認知を広げる。具体的には『ADFlow』の事業拡大に向けて、マーケティング活動による認知向上、エンジニア人材の採用や営業人員の採用、福岡営業所設立による九州エリアへの本格展開などを進めていく。

『ADFlow』は広告クリエイティブに特化した制作業務管理システムで、メール授受による制作物の進捗管理に代わり、一覧性のあるWeb画面による一元管理を可能にするという。制作進行に伴って発生する膨大な量のメールやファイルのやりとりを、自然に一元管理することが可能で、チームメンバー間の情報共有コストを削減することができるツールだ。効率化と情報の共有・蓄積機能が高く評価され、『ADFlow』は発売からわずか2年余りで、約 240社に導入されているという。
 
<ADFlow上に流通するバナー・LPの累積製作本数>

以下、事業説明資料に掲載されているクリエイターズマッチの業績概要だ。2013年度の売上高は1.33億円で、14年度は2.04億円に拡大するもよう。
 
▼クリエイターズマッチ全体


 
▼『ADFlow』事業



▼Ad制作事業


■関連リンク

クリエイターズマッチ

ADFlow

事業概要及び成長戦略の説明資料