サイバーエージェント、第2四半期は営業益109%増…先行投資終えたAmebaが回収期に。ゲーム、広告も伸びる

サイバーエージェント<4751>は、本日(4月24日)、第2四半期累計(2013年10月~2014年3月期)の連結決算を発表し、売上高961億6200万円(前年同期比17.0%増)、営業利益108億1300万円(同109.1%増)、経常利益108億2500万円(同102.4%増)、四半期純利益49億6300万円(同48.1%減)だった。

 


同社では、前年同期に実施したAmenaを中心とするスマートフォン関連事業の先行投資を終えたことが増収・増益要因となった。ソーシャル・スマートフォンゲームやインターネット広告事業も堅調に推移した。

セグメント別の状況は以下のとおり。

①Ameba関連事業は、売上高181億4700万円(同42.5%増)、営業利益13億9300円(前年同期45億6500万円の赤字)と黒字転換に成功した。スマートフォン向け「Ameba」のサービス拡充や運用・改善に伴う課金及び広告収入の拡大が主な要因。

②ゲーム・その他メディア事業は、売上高313億8100万円(同0.5%減)、営業利益46億2200万円(同46.6%増)だった。ネイティブゲームの開発強化などにより増益になったとのこと。

③インターネット広告事業は、売上高539億6300万円(同35.3%増)、営業利益49億6900万円(同15.1%増)だった。スマートフォン広告の販売が順調に推移したほか、アドテクノロジー事業の強化なども寄与した。
 
④投資育成事業は、売上高4億3100万円(同69.3%減)、営業損益1億0600万円の赤字(同7億3300万円の黒字)だった。



■2014年9月期の見通し

2014年9月期は、売上高1800億円(前期比10.8%増)、営業利益200億円(同93.8%増)、経常利益200億円(同89.2%増)、当期純利益100億円(同4.8%減)を見込む。従来予想からは変更なし。
 
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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