Tapjoy、スマートフォンアプリユーザーのリワード広告に関する意識調査を実施…リワード広告はアプリ内広告に対する好感度とブランド認知度の向上に貢献

Tapjoyは、本日(6月23日)、Forrester Consultingに委託し実施した『“The Value of Rewarded Advertising”(リワード広告の価値)』の調査結果を発表した。2014年2~3月にかけて、米国市民1500人のスマートフォン所有者に対して調査を行った結果、強制的にアプリ内で表示される従来型のディスプレイ広告と比較し、ユーザーが広告と接する対価としてインセンティブを還元するリワード広告は、ブランド好感度や認知度の向上に優れ、ユーザーとの接触頻度も高まることが分かったという。

調査概要は以下のとおり(リリースからの抜粋)。    

93%以上のユーザーが、毎日アプリを平均約3時間、集中した環境の中利用しており、アプリ内広告によるユーザーとの接触機会は増えているが、その使い方を誤ると逆に広告主のブランドを傷つける可能性があるとも Forrester 社は述べている。同社の調査によると、ユーザーがスマートフォンを利用する時には、明確な目的意識を持って利用していることが多く、また、スマートフォンの小さな画面上の広告は、パソコン上のウェブサイトに表示される広告や動画コンテンツ視聴中に表示される広告と比較し、邪魔で、より無益と感じられている。74%のユーザーが強制的に表示されるアプリ内広告を迷惑と感じ、69%がアプリを楽しみ難くすると感じ、65%が邪魔に感じると答えている。    

一方で,    67%が広告と接触する対価として有料コンテンツへのアクセスやアプリ内で使える仮想通貨などの報酬が欲しいと答えており、ユーザーにインセンティブを還元するタイプの広告を実施しているブランドと実施していないブランドとでは、ブランド好感度は約2倍の差があった。    



その他の調査結果:

• ユーザーは利用中のアプリのコンテンツを提供してくれるブランドに対してポジティブな印象を持つ:アプリのコンテンツや機能解除の提供、アプリをスポンサーするブランドに対して好感を持つユーザーは約2倍となった。
• 選択肢があることが適切:49%のユーザーが複数の広告の中から興味があるものを選択できることを好むと回答。
• ユーザーはインセンティブを対価に情報を共有する:広告主がインセンティブを還元することで、74%のユーザーがメールアドレス等の連絡先を広告主に共有すると回答し、    50%以上のユーザーが性別、年齢や出身地などの基本的なデモグラフィック情報を共有すると答えた。
• ユーザーへのインセンティブ還元は、仮想通貨が最も一般的:リワード広告を見たユーザーのうち、77%のユーザーがアプリ内で使える仮想通貨やコンテンツを受取ったことがあると回答した。そのうち、69%がゲームアプリ内で使える仮想通貨を受取り、31%が有料機能の解除、29%がゲームアプリなどで追加で遊べるレベルを受取ったことがあると回答した。
• リワード広告は誤クリック発生率が低い:誤って広告をクリックした事があると回答したユーザーは、リワード広告は 10%、動画広告は 15%、ディスプレイ型広告では 22%だった。    


 

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