【リリース直前】意味もなく楽しい『白猫プロジェクト』の「協力バトル」。顔を突き合わせて遊ぶ“マルチプレイ”はブームの起爆剤


コロプラ<3668>は、「パズルでもクイズでもない“本当のRPG”を作る」をコンセプトに据えた、スマートフォン向け新作ワンフィンガーRPG『白猫プロジェクト』のリリースを2014年7月中旬に予定している。
 
本作は、新たに開発した次世代インターフェースにより、3Dアクションを指一本(ワンフィンガー)で快適に操作できる本格3DアクションRPGだ。コロプラ初となるネイティブオンラインアプリ『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』(以下、『黒猫のウィズ』)を開発し、1年以上運営してきたチームがその経験やノウハウ、技術力を結集した「まさに、王道」なRPGとなっている。
 
今回「Social Game Info」では、『白猫プロジェクト』を特集した連載記事を3回に渡って掲載。今回で最後となる第3弾では、『白猫プロジェクト』の醍醐味でもあるマルチプレイの魅力について紹介していこう。
 
 

■スマホを持ち寄り、顔を付き合わせて遊ぶ


これまで開発者インタビュー(関連記事)とアプリ調査(関連記事)を掲載してきたが、今回は本作の面白さを最大限に引き出している「協力バトル」(マルチプレイ)にスポットをあてていこうと思う。そもそも「協力バトル」については、前回のアプリ調査の記事中でも記述することはできたのだが、いかんせん、これが遊んでみるとやり応え抜群であったため、別途記事にした次第である。
 
「協力バトル」とは、特定のクエストを全国のプレイヤーと最大4人同時で楽しめるモードのこと。酒場で働く町娘・ヘレナが出迎えてくれる「協力バトル」画面では、現状「討伐クエスト」のみが選べるようになっているが、恐らく今後のアップデートではいくつか別の遊び方が追加されそうだ。この「討伐クエスト」は、読んで字のごとく他プレイヤーと共に協力して、ステージ最後に待ち受けるボスを討伐するという内容。
 
 

クエストは難易度別に分かれており、その後はパーティーの「結成」or「参加」の選択に移る。「結成」の場合は、自身がホストとなり他プレイヤーを迎え入れる形。対して「参加」は、すでに結成されているパーティーに参加する形……なのだが、ここでは特定のパーティー番号(No.)を入力する必要がある。要するに、パーティーを「結成」したホストの人からパーティー番号を聞いて入力するという形をとっており、特定の人たち同士で楽しめるようにパスワード制を採用している。

もちろんパーティー番号を教えあうことで、全国のプレイヤーとも遊ぶことができるが、あくまでもスマートフォンを持ち寄って、顔と顔を突き合わせて遊ぶことに重きを置いていることが感じられる。
 
 
 
ちなみに待機画面では、全員が「準備完了」ボタンを押すことでクエストスタートになるのだが、好きなように装備やキャラクターを変更することが可能だ。なお、キャラクターは通常のクエストとは異なり、ひとりのキャラクターしか操作できないため、途中の入れ替えもできない。言わば、自身の背中を他プレイヤーに預けることになる。……とまあ、だからこそ、盛り上がるのである。
 
 

■意味もなく楽しい



「討伐クエスト」は、従来のひとり用のクエストと同様に、2~3エリアほど進んでいくとボスと遭遇して、討伐するとクリアーとなる。おもにエリアの敵を全滅させることで、次のエリアに進めるようになっているのだが、他プレイヤーとの分担作業など、各々の役割や立ち回りが「協力バトル」における面白味をさらに加速していく。
 
というのもひとりで進めるクエストでは、主人公にピッタリとくっ付いて歩く優秀なAIがフレンドキャラクターを別途操作してくれるのだが、「協力バトル」ではみんなが好きなように散らばって敵を倒していくのだ。当然っちゃ当然だが、これが従来のクエストを遊んでいた人から見ると、複数のちびキャラが四方八方に動き回る光景は、なかなかギャップがあって楽しめる
 
 

また、最大4人同時で遊べる「協力バトル」では、他プレイヤーが入り混じるからこその“配慮”がいくつか存在する。たとえば、通常ではスキル発動時には動きが止まってカットインも入るのだが、スムーズに進行できるように一切止まることなくスキルが繰り出せるようになっている。また、これは筆者の感覚的なものだが、「協力バトル」のステージは気持ち広くなっているように思う。このように、いつも以上に「ぷにコン」を伸び伸びと動かして、画面中を走り回れるのも特徴だ。なお、エリア移動はホストなど関係なく誰でも可能である。
 
 
▲巨大モンスターでも複数人なら何のその。
 

とはいえ、いくら複数のプレイヤーと同時に進行できるとはいえ、なかには手強い敵も登場して倒されてしまうこともしばしば。しかし「協力バトル」では、ジュエル(仮想通貨)2個を使ってひとり3回までコンテニューが可能なのだ。この3回とは、自身が復活することも可能だが、なんとそのうちの1回を使って倒れた仲間を復活させられる。多少ゲームに不慣れな駆け出しプレイヤーを、手馴れた上級プレイヤーが支える手段が存在するのはありがたきこと。なお、通信接続が切れてしまった場合は、すぐに自動操作に切り替わるので、人数が減ることはないのでご安心を。
 
 

さらに、他プレイヤーたちのコミュニケーション方法として、「協力バトル」にはいくつかのエモーション(感情表現)が存在する。エモーションには、「手を振る」「ハイタッチ」「お辞儀する」「土下座」「バンザイ」「頭を抱える」とバラエティに富んだものがいくつか。

クエスト中に発動することで、よりゲーム画面も賑やかになること受け合い。ただ、敵が残っているのにふざけて土下座をすると、そのまま敵に攻撃されて倒れるなんてことも……。しかし、そんな失敗も含めてプレイヤー同士であれば、笑って許しあえてしまうもの。
 

 
 
 
協力して敵を討伐していく“達成感”や“共闘の楽しみ”はもちろん、全く動きが予想できない複数のプレイヤーたちが、画面上を所狭しに駆け回っている様子は“意味もなく楽しい”ものだ。
 
 

■『白猫』ブームは「協力バトル」から巻き起こるか

 
クエスト終了後は、能力を上昇させられる「ソウルボード」で必要なルーンが入手できるほか、自身の称号が変化していく「BP」などが手に入る。純粋に他プレイヤーたちと「協力バトル」を楽しめるほか、レベルアップに必要不可欠なルーンが手に入ることもあってメリット尽くしだ。もちろん、ひとりプレイでは仲間キャラクターの親密度を上げられる要素もあるため、『白猫プロジェクト』はひとりでもみんなでも異なる楽しみが味わえる
 
 

全国のプレイヤーと最大4人同時で遊べる『白猫プロジェクト』の「協力バトル」だが、実際に顔を突き合わせて「上の敵を倒すわ!」「回復、回復!」などなど声を掛け合いながらプレイすることで、言い知れぬ盛り上がりを見せる。過去、コンシューマ携帯ゲーム機においても「マルチプレイ」が起爆剤となり、大人気シリーズと化したタイトルもある。もちろん、昨今配信されているスマートフォンゲームにおいても同じこと。
 
ひとりでも十二分にやり応えのある本作は、ゲームを進めていくに連れて「ソウルボード」や武器の切り替えなどでキャラクターの個性に深みが出てくる。そんな丹精込めて育てたキャラクターのお披露目の場としても、「協力バトル」がより楽しめるきっかけに繋がっていくだろう。また、「協力バトル」はパーティー番号の入力を経て遊べるため、特定のインターネット掲示板で「○○マラソン(同じクエストを繰り返すこと)」「初心者集合!」などパーティー募集が多角的な展開で広がりを見せていくことも予想できる。
 
ひとりでもみんなでも異なる遊び方を見せてくれる『白猫プロジェクト』は、間もなくリリース。
 

 


■現在、事前登録を受付中!

現在『白猫プロジェクト』の配信に先立ち、『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』と連動した事前登録キャンペーンを受付中。事前登録は、Android版から先行スタートし、後日iOS版でも開始する予定だ。事前登録を行うと、正式サービス開始時に、魔法使いと旅する異界の『黒猫』の杖など豪華アイテムが特典としてプレゼントされる。

<『白猫プロジェクト』事前登録キャンペーンの概要 >
① 『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』を事前にインストール
② 『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』のチュートリアル(ステージ3-4)までプレイ
③ 『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』内の「お知らせ」に事前登録ページが出現
④ 事前登録ページ内の「登録する」ボタン選択で完了
※事前登録はAndroidのみ。iOS版は準備ができ次第告知される。

 

■『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』

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※ゲーム画面のキャプチャは開発中のものです

© 2014 COLOPL, Inc.
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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