Zynga、第2四半期は減収・最終赤字幅が拡大…オンラインゲームの不振と広告収入の減少で

米国Zynga<NASDAQ:ZNGA>は、8月7日、第2四半期(4~6月期)の決算を発表し、売上高は前四半期比(1~3月期)に比べて9%減の1億5300万ドル(約156億円)、営業損益は6600万ドルの赤字(約67億円の赤字、前四半期は7000万ドルの赤字)、最終損益は6300万ドルの赤字(約64億円の赤字、同6100万ドルの赤字)となり、前四半期に比べて減収・最終赤字幅が拡大した。

主力のオンラインゲームの売上高は同1%減の1億3100万ドルとなった一方、広告収入が同38%減の2200万ドルとなった。オンラインゲームのうち、FarmVille 2が32%、Zynga Pokerが24%を占めた。さらに管理費用や研究開発費などの支出を抑えたものの、減収分をカバーできなかった。

 


なお、第2四半期のKPIについては、DAU(Daily active users)が前四半期比0.4%増の2900万人、MAU(Monthly active users)が同6%増の1億3000万人、MUUs(Monthly unique users)が同2%増の8900万人(NaturalMotionの数字を除く)、ABPU(Average daily bookings per average DAU)が同7%増の0.067ドルだった。

 


同時に、2014年12月期の業績予想を下方修正した。売上高の予想レンジを従来予想の7億7000万ドル~8億1000万ドルから6億9500万ドル~7億2500万ドルに引き下げた。
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