2014年8月16日～8月22日の「Social Game Info」では、合計242本の記事を掲載した。1位は、月曜日に掲載したモバイルゲーム企業の決算のまとめ記事だった。掲載した月曜日だけでなく、金曜日まで断続的にアクセスが多かった。ネイティブアプリへの取り組みと成否によって業績に明暗がわかれていること、そして、ネイティブアプリ市場の拡大はブラウザゲーム市場を奪う形で伸びていることを示唆するものだった。大手ゲーム会社の状況を考慮する必要があるものの、モバイルゲームという枠組みで見ると市場規模が伸び悩んでおり、今後、市場の成熟化が予想される。おそらくゲームタイトルのクオリティ向上だけでなく、市場をどう捉え、取り組んでいくかが明暗を分ける局面になるのかもしれない。
第2位には、DMMゲームズの『御城コレクション』の事前登録者数が1ヶ月で26万人を突破した旨を報じる記事だった。デバイスが異なるとはいえ、ライバルタイトルと目されている『城姫クエスト』は、リリースから1週間程度で10万人のユーザーを集めたというが、驚異的なスピードで事前登録者数を増やしている『御城コレクション』は、リリース後、どういったスピードでユーザーを集めるのだろうか。
第3位は、サイバーコネクトツーとドリコムの『フルボッコヒーローズ』の進化版が8月25日にリリースされるとの告知記事だった。操作性やイベントの改良、新システムの追加などが行われているとのこと。ネイティブアプリで進化しているドリコムとサイバーコネクトツーとのタッグが取り組んだ改良の成果が注目される。
これ以外には、スクウェア・エニックスの実写版『実在性ミリオンアーサー』の放送決定や、NHN PlayArtの贈る本格アクションRPG『LINEレヴァナント』に関する記事も上位に入った。とりわけ『LINEレヴァナント』に関しては、今後のLINEゲームの流れを大きく変えるタイトルとなるとみている。
