ケイブ、第1四半期は減収・赤字幅拡大…スマートフォンアプリの収益低迷で

ケイブ<3760>は、この日(10月14日)、第1四半期(2014年6月~8月期)の決算を発表し、売上高4億2000万円(前年同期比6.4%減)、営業損益1億0400万円の赤字(同6000万円の赤字)、経常損益1億0400万円の赤字(同6000万円の赤字)、四半期純損益1億5200万円の赤字(同5700万円の赤字)だった。
 

同社では、前期においてリリースした3本のスマートフォンアプリの売上拡大に向けて改善を行ったものの、未だに期待された成果につながっていない、と説明している。さらに、既存のブラウザゲームについては、ユーザーの減少傾向が続いており、売り上げが減少したとのこと。

最終赤字については、経常損益に比べて赤字幅が大きくなったが、これはコンテンツまたはゲームに関連する資産について帳簿価額を回収可能価額まで減額したことに伴い、4800万円の減損損失を特別損失として計上したことによる。

なお、2015年5月期の見通しは非開示。合理的な業績予想が算定できないため、開示を見送ったという。
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高69億6300万円、営業利益2億4300万円、経常利益2億1300万円、最終利益25億7900万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る