【ゲーム株概況（10/28）】『モンスト』絶好調のミクシィが大幅高　スマホ関連をけん引、売買代金ランキングでも首位に　

東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに反落。テクニカル的な戻りのメドに到達したことで利食い売りが出たことに加え、28-29日の米国FOMCを前に様子見ムードが強く、主力株は軟調な展開だった。ただ、個別銘柄への物色意欲は強く、直近のIPO銘柄のほか、中小型の材料株なども物色された。モバイル・ゲーム関連も堅調で、ミクシィを中心とするスマートフォン関連銘柄が人気となった。


■『モンスト』好調のミクシィが人気に
ミクシィ<2121>は、前日比410円高の6400円で取引を終えた。東京証券取引所全体での売買代金でも首位となった。主力タイトル『モンスターストライク』がApp StoreとGoogle Playの売上ランキングで連日の首位獲得となっており、足元の業績だけでなく、下期の決算への期待が高まったことが背景にある模様だ。ミクシィが買われたことを受けて、KLab<3656>やマーベラス<7844>、コロプラ<3668>といった同業他社にも物色のほこ先が向かった。

このほか、アクセルマーク<3624>やアクロディア<3823>、エイティング<3785>なども大幅高となった。スマートフォン関連ということに加え、値動きの軽い材料株として個人投資家を中心に買いを集めたものとみられる。


■関連銘柄一覧