【メタップス調査】米国Google Playでは『ブレイブ フロンティア』がロングセラー化 カジノアプリを遊ぶのは35歳以上の女性が多い

メタップスは、10月28日、アメリカのGoogle Play売上ランキングに関する分析レポートを公開した。gumiが提供する『ブレイブ フロンティア』がロングセラー化したことや、日本ではなかなかわかりづらいカジノアプリに関する分析が大変興味深い。この記事では、概要を紹介しておこう。


「ブレイブフロンティア」がアメリカでロングセラー化

米国のGoogle Playで最もヒットしている日本のアプリは、gumiとエイリムによる『ブレイブ フロンティア』だ。今年1月上旬にアメリカでリリースされ、今年2月に初めて売上チャートTOP 10にランクイン。9月には売上ランクが急上昇し、最高タイ6位を記録した。gumiは今年USに100人の求人募集と4つのスタジオを開設するなど、北米市場に対して非常に積極的な動きを示しているという。
 



アメリカはカジノ王国

レポートによると、アメリカのGoogle Playチャートでは、「カジノ」カテゴリーのゲームが売上チャートに11.8%の割合を占めるなど最も人気を集めるカテゴリーとなっている。日本市場で「カジノ」カテゴリーは5.5%で8位となっているのとは対照的だ。
 


その人気タイトルは、「Slotomania」(Playtika)、「Big Fish Casino」(Big Fish)、「Bingo Blitz」(Buffalo Studios)などが代表的だが、どういう人が遊んでいるのか、日本からだとなかなかわかりづらい。レポートによると、アメリカでは、カジノ・スロットの客層は35歳以上女性が多く、タブレット端末でプレイする傾向があるとのことだった。

「Big Fish Casino (Big Fish)」に関するコメントが興味深い。2012年1月にリリースされた「Big Fish Casino」の場合、35歳以上の女性を狙ってゴールデンタイムのテレビ番組と昼ドラマの時間帯でCMを大量に流しているそうだ。US Google Playの売上チャートランキングでは、長い期間をかけて、売上チャートランキングで順位を上げており、9月にはTop 10入りを記録した。
 


このほか、カテゴリーごとの売上ランキングと無料ランキングの関係から見えるARPUの高低などの分析も行われている。詳細に関しては、下記レポートを参照してほしい。



■関連サイト

「ブレイブフロンティア」がUSでもロングセラー化、カジノアプリ王国アメリカのGoogle Play市場分析<9月>
株式会社メタップス
https://metaps.com/

会社情報

会社名
株式会社メタップス
設立
2007年9月
代表者
代表取締役社長 山﨑 祐一郎
決算期
12月
上場区分
東証グロース
証券コード
6172
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