ユナイテッド、第2四半期は45%増収・黒字転換に成功…RTB広告と投資事業が好調

ユナイテッド<2497>は、本日(11月5日)、第2四半期累計(14年4~9月期)の連結決算を発表し、売上高39億6100万円(前年同期比45.4%増)、営業利益1億5700万円(前年同期3800万円の赤字)、経常利益1億7700万円(同2500万円の赤字)、四半期純利益1億1600万円(同4500万円の赤字)だった。

 


主力の広告事業が好調に推移したことに加え、投資事業でファンドの運用益が計上された。またスマートフォン向けアプリ『CocoPPa』も収益に寄与した模様だ。セグメント別の状況は以下のとおり。

(イ)メディア事業は、売上高16億1400万円(同20.2%増)、セグメント利益1億2900万円(同19.6%減)だった。スマートフォン向けアプリ『CocoPPa』が世界累計3000万ダウンロードを突破するとともに、ソフトバンクモバイル、米国Sprint社のアプリ取り放題サービス「APP Pass」の提供を開始した。

(ロ)広告事業は、売上高23億0700万円(同77.7%増)、セグメント利益2億2000万円(同709.7%増)だった。RTB広告事業では、前期に引き続き収益基盤が確立し売上が増加傾向にあることに加え、新規の商材を積極的に開発・展開したことで収益が拡大した。

(ハ)インベストメント事業は、売上高8700万円(同16.9%減)、セグメント利益5700万円(同46.3%増)だった。主にシード/アーリーステージを中心としたベンチャー企業への投資を提供しており、ファンド運用損益の計上などがあった。


なお、2015年3月期の業績予想は非開示。同社では、合理的な業績予想の算定が困難であるため、と説明している。
ユナイテッド株式会社
https://united.jp/

会社情報

会社名
ユナイテッド株式会社
設立
1998年2月
代表者
代表取締役社長兼執行役員 早川 与規/代表取締役兼執行役員 金子 陽三
決算期
3月
上場区分
東証グロース
証券コード
2497
企業データを見る