駅探、第2四半期は営業益12%増…法人向けサービスやコスト低減で 今期中にトラベル事業に進出

駅探<3646>は、11月10日、第2四半期累計(4~9月期)の決算を発表した。売上高13億3600万円(前年同期比3.4%増)、営業利益2億3700万円(同12.1%増)、経常利益2億3600万円(同11.6%増)、四半期純利益1億5100万円(同16.2%増)だった。

 


法人向けのサービスで、既存取引先からの受注が伸長していることに加え、積極的な営業活動を展開したことが功を奏し、携帯電話キャリア、鉄道事業者などからの案件獲得が中心に順調に推移した、としている。昨年9月に実施した本社移転に伴う費用が今期は発生しなかったこと、そして地代家賃が抑制されたことも利益を押し上げた。

2015年3月期は、売上高27億6000万円(前期比1.8%増)、営業利益3億5000万円(同26.8%減)、経常利益3億4800万円(同27.2%減)、当期純利益2億2400万円(同19.5%減)を見込む。

 


なお、新規事業として、乗換案内サービスとの親和性の高いトラベル事業に進出することも明らかにした。乗換検索結果の機能特性を活かして、ユーザーが選択した列車を軸に最適なトラベルプランを提案し、お申し込みから予約の手配、購入までを高いユーザビリティで実現するとのこと。サービスは今期中にメドに開始する予定だ。