ガンホー、スマホゲームの動画配信共有システムの開発・提供を行う「Kamcord」の株式を取得

カムコードは、ゲーム開発者向けにスマートフォンゲームのプレイ動画を録画し配信を可能とする SDK（開発キット）を提供する企業。これをゲームに組み入れることで、ユーザーは特別な撮影や編集技術がなくても、簡単にプレイ動画を録画し、SNS上や動画投稿サイトでプレイ動画を共有することが可能となる。

​昨今では、スマホゲームユーザーによるプレイ動画の投稿や視聴頻度が増加傾向にあり、またユーザー間で動画を見ることによる既存ユーザーの活性化や、SNS を通じた新しいマーケティングツールとしても非常に期待できる分野だ。

ガンホーは、カムコードに資本参加をすることで、両社の強みを活かし、将来的なゲーム産業のさらなる発展と、その規模拡大を目指していくとコメントしている。スマホゲームの動画配信共有システムの開発・提供を行う企業ということもあり、今後『パズル＆ドラゴンズ』をはじめとするガンホー社の製品に動画機能が搭載されるのかが期待視される。

なお、取得株式数は、発行済み株式総数の12%を取得する方向で検討・協議しているという。契約締結日及び株式取得日は2014年11月下旬を予定。本件株式取得によるガンホー社の業績への影響は軽微であるとした。


■カムコードの会社概要

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